ロスト・リバーのレビュー・感想・評価
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『リ・リ・リンド』は残念なことだが失敗作
なんでこう言った訳が分からない映画が作られるのだろう?
多分近未来みたいな事言いたいのだろうが『エクソシスト』見たいな音楽を使って、また、どこかのカルト教団の話になってしまっている。
中南米から来た運転手が『アメリカはこんな国だと思いませんでした』って台詞があるが、世界を回れば分かるが、少なくとも発展途上国という国々がアメリカとの差は大きいと見るべきだ。勿論、我が国日本の方が遥かに良い国だと思うが、残念なことだがアメリカの核の傘の下にいるからだと思うべきだ。
『リ・リ・リンド』は失敗作♥だが、『ル・ル・ルンド』に期待したい。まぁ、無理か!?
シアーシャ・ローナンってあの青い目の少女?イメージを壊す映画だが、どこに出ていました?もう二度と見ないから、確認しようが無い。キャリアを積むには大変な事だ。少なくとも、アメリカでは。日本は犯罪者でも厚生すれば容認してくれる位に懐の深い業界だと思う。『芸の為なら身を滅ぼしても積むぞ!!』これが浪速のど根性!!!
ガオー
ライアン・ゴズリング初監督作品。
役者としての彼はたくさん見てきたが、その特異性は監督業でも遺憾なく発揮されている。
荒廃しゆく街「ロスト・リバー」を舞台に、困窮し先の見えない生活から抜け出そうと藻掻く少年、少女、母親の3人の物語。
登場人物は皆「呪い」を抱えている。
昔から住んでいる家を手放す事ができずローンの支払いのため怪しげなショーで働こうとする母親ビリー、ダム建設の際の事故で先立たれた夫が忘れられず以来言葉を発さず結婚式の映像を繰り返し見る老婆、その老婆から離れることができず唯一ネズミを愛でることで自分の居場所を確保している少女ラット。
但し、「呪い」は彼らを縛り付けているが、彼らは決して「呪い」に苦しんでいる訳ではない。「呪い」は彼らの生活の一部となり、生活に溶け込み、その存在を示すことなく彼らをその先へ進ませようさせない足かせとなっている。
そして新たに、少年ボーンズが食い扶持としていたスクラップ集めをギャングのブリーに邪魔をされ「呪い」に縛られる事になる。
彼にとってみればビリーがローンのために働くことも、ラットの鼠(ニック)がブリーに殺されてしまったことも、全てブリーにスクラップ集めの邪魔をされ、目を付けられた事が原因だと思ったのだ。
彼はもうどうしようもなく、「湖の底から何かを持ち帰ればこの呪いを解くことができる」と考え、意図せず一石三鳥の離れ業をやってのける。
ラスト、彼らを「呪い」から解いたモノがタクシーの上に乗っけられている。
それはお守りとなり、彼らの前途に潜む「呪い」を威嚇し続けるのだ。
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全編に渡り重苦しさと息苦しさが漂い、赤と青と黒の配色(今回からは紫も加わりました)にも垣間見える狂気が正に「らしい」と感じる映画。
主演でも映画でもしっかりと爪痕を残す、ライアン・ゴズリングというジャンルを生み出している。
トリガー
序盤を除き場面は全て夜で、ストーリーはゆっくり最後の一山を除きまったり進む為眠くなる。
(隣の人は8割寝てたw)
メインストーリーと直接関係ない演出でなかなかグロいシーンもあり。
ストーリーの殆どが主人公達を精神的に追い込む演出に費やされ、なかなか話しが進まないロストリバー…それはきっかけ。鬱屈した、追い詰められた人のトリガー。
映像も気持ちも暗い。
そんな映画。
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