劇場公開日 2015年5月30日

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「好みが分かれる特異な世界観。瀕死の街で生きる家族の物語。」ロスト・リバー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0好みが分かれる特異な世界観。瀕死の街で生きる家族の物語。

2015年6月4日
PCから投稿

悲しい

怖い

難しい

【賛否両論チェック】
賛:死にかけた町で、家族と生きるためにもがき続ける主人公達の姿が切ない。
否:思いのほか単調で静かに進むので、好みに合わないと眠くなること必至。グロシーンも少しあり。

 “ダム建設”という特異な事情から、死にかけてしまった町を舞台に、生きるために戦い続ける主人公・ボーンズや、家族を守るために必死で働こうとする母・ビリーの姿が、とても切なく描かれます。そして、そんな彼らに迫り来る残酷な現実もまた、胸を締めつけるものがあります。
 ただ、かなり独特な雰囲気の静かな世界観なので、好みは極端に分かれそうです。
 舌を切ったり動物を切り刻んだりなど、グロテスクなシーンも結構あるので、その辺は気をつけてご覧下さい。

映画コーディネーター・門倉カド