「哀しくて可笑しくて、いとおしい」恋人たち グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
哀しくて可笑しくて、いとおしい
人と生きるって哀しくて可笑しくて、いとおしいものなんだな。
ずっしりかと覚悟して観たら、もちろん重いものを含んでいるけれど、3つのストーリーが上手く絡んで思いのほか軽妙、落ち込みすぎないのが素晴らしいと思いました。
どのキャラクターも個性があり印象的でした。
怒りと悲しみに混乱しながら、やっぱり持ち前の「まっとうさ」がにじみ出るアツシくんに泣けます。
新しい出会いに心揺れる主婦・瞳子さんは、生身の女性を見事に表現して可愛らしかったです。
瞳子さんのキメポーズを思い出すたび、可笑しくって切なくってウルウルしてしまいます。
観た人それぞれが何かを感じて、人と生きていくのも悪くないと思える作品だと思いました。
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