「人間の若い愛と憎悪の物語。そこに聾唖者というトリック(とでもいうべ...」ザ・トライブ fさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の若い愛と憎悪の物語。そこに聾唖者というトリック(とでもいうべ...
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人間の若い愛と憎悪の物語。そこに聾唖者というトリック(とでもいうべき?適当な言葉が思いつかない)が物語の面白さを支えている。聾唖者の言葉はわからないしこんな形式の映画は珍しいけど、見てる側に何が起こっているのか伝わるから、途中で手話で会話しているのを忘れてしまうほど。
とにかくグロテスクで未熟(なにが成熟かという問題は私だってよくわかっていないし、もちろんこんな二項対立では語れない部分もあると思うけど)。肉体的にも精神的にも。感情が生のままに目の前で繰り広げられる。ハンマーを作る時間はまた見ても笑ってしまうな。
この暗さは好きだった。寒いところの暗さは私は嫌いではない。
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