劇場公開日 2016年10月29日

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「【”オカシナ、裸の宇宙人が地球人に教えた大切な事”常識や宗教に拘り過ぎる事の愚かしさをコミカルに描いた作品。伏線回収も素晴らしく、最後半は涙腺が緩みます。】」PK NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0【”オカシナ、裸の宇宙人が地球人に教えた大切な事”常識や宗教に拘り過ぎる事の愚かしさをコミカルに描いた作品。伏線回収も素晴らしく、最後半は涙腺が緩みます。】

2022年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

ー PK(ヨッパライと言う意味)を演じたアーミル・カーンは、確かに大きな耳が特徴的で、異星人みたいである。ー

◆感想<Caution !内容、触れています>

 ・奇想天外な着想に基づく物語だが、ストーリーに破綻が無く、前半は地球にやってきたPKの私たちが常識と思っている事に対する素朴な疑問の投げかけをユーモラスに描いている。
  - 何で、服を着るの?
    何で、神様を崇めるの?
    何で、色んな宗教があるの?-

 ・最序盤の中盤からPKに興味を持ち助けるジャグー(アヌシュカ・シャルマ:「SANJU サンジュ」で、観賞したなあ)と、サルファラーズ(スシャント・シン・ラージプート:「きっと、またあえる」で、好感を持ったが、残念ながら自死してしまった・・。)の別れの理由が、最終盤でのPKと”導師様”のPKが乗って来た盗まれてしまった、宇宙船のリモコンを賭けての論戦で明かされるシーン。
 - 作品構成の巧みさに脱帽である。-

 ・私たちが普段当たり前と思っている宗教や神に対する、重いテーマをPKが素直な疑問として、観る側に投げかけてくる、後半の数々のシーンも良い。
 - 何で、そんなにお布施を出しながら、幸せは来ないの?
   何で、神に祈っても、思いはなかなか通じないの? ー

<ストーリーテリングの巧さと、前半はコミカル要素強めで、後半は重いテーマを投げかけてくる作品構成の素晴らしさに唸らされた作品。
 「きっと、うまくいく」に続き、
 ”常識に捕らわれず、信じた我が道を行け!”
 と言う、ラージクマール・ヒラニ監督の熱いメッセージは今作でも貫かれている。
 再後半の圧巻のクライマックスには、涙腺が緩みます。>

NOBU
ゆ~きちさんのコメント
2022年1月2日

年始に相応しい作品をご覧になりましたね。

きっとうまくいくもいい作品ですが、こちらも深い深いメッセージがこもった、心が洗われる作品だと思います。

ゆ~きち