「少し新しい方向へ」ラブライブ!The School Idol Movie なかはらさんの映画レビュー(感想・評価)
少し新しい方向へ
アニメ本編は、一話約20分でスピード感のある展開にそれを演出する音楽やキャラクターが青春活劇をするのだが、その中でも楽曲にはいわゆるアイドルらしさがあったのだ。
ところが映画は、100分をどう魅せるかよりも、このラブライブのプロジェクトを締めたいかがための構成なのだ。その意味では意味はあった。
もともとキャラの可愛さを楽しむものだったがこれはより顕著なものになっている。
よって本編のような思い切りのいい切り替わる展開はない。
音楽もアイドルらしさはなく現在のキャラクター達が歌うミュージカルになった。私はこれを良くは思わない。
秋葉原を舞台に描く話を、映画ではニューヨークに移してみて下手だなと思った。秋葉原という土地を話に混ぜ込むのがどれほどうまかったかがわかる。
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