「ケイティの子役が良かった」パパが遺した物語 月野沙漠さんの映画レビュー(感想・評価)
ケイティの子役が良かった
2015/10/13、イオンシネマ港北ニュータウンで鑑賞。
タイトルから想像した物語とはちょっと違った。タイトルからだと人を愛せなくなったケイティが父親が自分のために書いてくれた小説を読んで、父親の愛に気づいて自分の人生を取り戻すという話かと思ったけどそうじゃなかった。
幼少期と現在の話が交錯しながら、話が進んでいくんだけれども、そのうちにケイティが人を愛せなくなる理由が解明されるのかと思ったけど、それもはっきりしなくて。
大好きだった父親が死んでしまったから?そして引き取った伯母が夫に浮気され、男性不審になっていたから?
だとしてもセックス依存症になってしまう程とまでは共感できなかった。
そんなだから最後、キャメロンと復縁できたときも、「キャメロン、本当にそれでいいのか?」という思いがよぎってしまった。
もう少しケイティが人を愛せなくなる過程を丁寧に描いてくれたら良かったのに。
ケイティの子役の子がすごく良かったね。アマンダ・セイフライドをまんま子供にした様な顔だし、かわいいし演技も良かった。
お父さん役のラッセル・クロウも良かった。娘を見る目が優しくて。ちょっと社会性がないけどいいお父さんをうまく演じてた。
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