「アナログレコードから流れるAMERICAの“I NEED YOU”が懐かしい♪」ブルックリンの恋人たち kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
アナログレコードから流れるAMERICAの“I NEED YOU”が懐かしい♪
色んな音楽が聴ける音楽映画なのですが、最も嬉しかったのが70年代フォークのアメリカでした。蓄音機やアコーディオンなど、懐かしの楽器なんかもいっぱい登場するので、楽器ファンには垂涎ものの映画だったかもしれません。
主人公アン・ハサウェイが昏睡状態に陥った弟を見舞い、彼のお気に入りの食べ物、店などを追体験していくストーリーは悲しげでもあり、微かな希望とともに自分自身を再発見するような展開は嫌いじゃないのに、あっさり終わってしまいました。
ミュージシャンでもあるジョニー・フリンの演奏は、生ギター一本で歌うフォークシンガーかと思いきや、ギターの音をエフェクターでループさせた上にフィドルでソロを弾くという独特のスタイル。この意外性が良かったのですが、歌だけだと冒頭に路上で演奏する弟くんの方が歌唱力があった気がする。
他にもインディーズ系の変わった雰囲気のミュージシャンやソウルシンガーがいたりして、そっちをもっと聴きたかったかなぁ・・・
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