劇場公開日 2015年8月7日

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「"傑作"どころか"ベスト"の一本!!『マッドマックス』に迫る程!!」BORUTO NARUTO THE MOVIE 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0"傑作"どころか"ベスト"の一本!!『マッドマックス』に迫る程!!

2015年8月27日
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鑑賞方法:映画館

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てっきり今年は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』圧勝と思ったら、まさか"NARUTO"が迫ってきて、並んでくるとは思わなかった!!

話も結構しっかりしてる!要は“楽な道のり”と“険しい道のり”のどっちを取るか?これってナルトがオビトに伝えた“選びたいのは楽じゃなくて、険しい道のりの歩き方だ!”をまさに表した一級品!!しかも今回はこれまで以上に胸を熱くさせてくれた!!

ナルトと違って天性の才と孤独じゃないって違いがある、ボルトの成長が親しみやすいし、“ツール”の力を多用して、それを知らない周りは賞賛、ボルトは逆に暗くなるとか、“温度差”含めて丁寧だし、失笑ゼロで熱中してた。ここまで夢中になったのもボルトのパワーが大きいのかも?

それと個人的意見としては、ヒナタが今回も活躍で良かった!前作よりも出番は減っても、ボルトとナルトを見守る姿がすっかり母親で目が潤んだ(笑)思った以上に重要だったし、心の強さも変わってなくて、ボルトの“出発”を見送る時にナルトがダブる“あるシーン”は中忍試験の頃よぎって、余計に目頭熱くなった。何ていうか、名シーンだった!

他にも今回の敵役がボルトやテーマに通じるところも、サスケがめちゃくちゃ大活躍で『ベスト・キッド』を思い出すほど、“師匠”してて感激だった!それとミツキ、分かっていたけどまさか“あの人”の子供とは…。そりゃあサラダも引くよね(苦笑)

“楽”なことが悪じゃないけど、“険しい”ことがダメなこと?そんな話もしたくなるほど、この映画は素敵だった。これを言うのが信じられないけど、老若男女楽しめる!そんぐらい必見映画です!!

平田 一