「「日本のいちばん長い日」を観て・・」日本のいちばん長い日 Ryoichiさんの映画レビュー(感想・評価)
「日本のいちばん長い日」を観て・・
昭和20年8月14日から15日にかけての天皇を中心とした政府の上層部の慌ただしい動きと、宮城事件を克明に原作から映画にした。2.26事件を思わせる青年将校たちの血気盛んな行動。既に日本は広島と長崎に原爆を落とされ、ソ連も対日参戦していた。本土決戦を諦め、ポツダム宣言を受け入れ、無条件降伏することを御前会議で決めていた。映画では、鈴木貫太郎首相、阿南陸軍大臣、昭和天皇が何を延べ、どんな気持ちだったか詳細に語られている。また畑中陸軍少佐を中心とした反乱軍がどのような動きをしたか、玉音放送のレコード盤を巡って、ラジオ放送局と宮内庁がどう対応したか詳細にしている。個人的には役所広司が演じた阿南陸軍大臣の切腹シーンが印象に残った・・
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