「息子が四国へ2泊3日の遠征合宿へと向かったお盆休み最終日に、奥さん...」日本のいちばん長い日 じょんそんさんの映画レビュー(感想・評価)
息子が四国へ2泊3日の遠征合宿へと向かったお盆休み最終日に、奥さん...
息子が四国へ2泊3日の遠征合宿へと向かったお盆休み最終日に、奥さんと2人で見に行った。
昭和天皇と時の首相-鈴木貫太郎、そして陸軍大臣-阿南惟幾の3人を中心に、終戦までの数日を描いた徹頭徹尾の政治劇で、派手な戦闘シーンや国民目線の描写は皆無。
にも関わらず最後まで集中して観れたのは、名優の演技ゆえか。
国体護持、神州不滅、七生報国、そんな言葉の応酬のなか、ポツダム宣言受諾と終戦への道筋に苦慮する当時の日本の姿を、戦後70年の今見ておくことは意味のあることに思えた。
最近公開された玉音放送の原盤や、昭和天皇が聖断を下されたという御文庫付属庫などが、物語の重要なアイテムやロケーションとなっていたことも興味深かった。
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