ディオールと私のレビュー・感想・評価
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伝説のラストシーンは芸術的・圧巻、感動です。
『Christian Dior』この名を知らない人は皆無だろう。かの『イヴ・サンローラン』も彼の元で育てられ、亡き後にデザイナーも務めたフランスを代表する神聖なブランド。
前任の更迭から空席であった座を『ジル・サンダー』から大抜擢された『ラフ・シモンズ』の就任から僅か8週間後に控えるコレクションまでの奔走を描くドキュメント。
オートクチュール未経験のシモンズと誇り高きお針子さん達との意地とプライドの精神的な格闘ぶりも面白い。
ラストシーンの100万本の生花で彩られた伝説のパリ・コレクションは芸術的・圧巻、感動です。ファッションに携わる方々には共感できるお勧め作品です。
興味の有無で完璧にに別れる。
ものづくりに関わる人は是非‼︎
ガイヤの夜明け的な
ボトムアップ?のガイアの夜明け
「イヴサンローラン」は天才の物語、「ファッションを創る男」は天才によるトップダウンのドキュメンタリー、「ディオールと私」はボトムアップ?のガイアの夜明けみたいなイメージ 笑 生地へのこだわりは 「世界一美しい本を作る男 シュタイデルとの旅」の紙へのこだわりと同じくらいすごかった。
内容としては、昔からいる職人と新任デザイナーの、誇りと技術の掛け合い。
企業の伝統というのは、形式の継承でも芸術の更新でもなく人の手で残されて行くものなんだなあと感じた。
ただ一貫して同じ美のイメージを追求&すり合わせしてるから”完成”があるのかもしれない。単なる美でもなく、単なる忙殺でもなく、とにかく美と汗が美しかった。美の裏には天才ってだけじゃなく、汗や緻密な計算があるんだなあと少し親近感がわいた。
洋裁の先生してたおばあちゃんもショーの前はミシン室あんな感じにしてたし、規模も技術も美しさも比較にならないけど、つきつめるとやってることは同じで、なんだか懐かしくなった(*・ノ3・)
朝から4回満席でレイトショーでみたのだけど、観客の人たちがおしゃれすぎて、みてるだけでショーみたいだった 笑
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