エイプリルフールズのレビュー・感想・評価
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複雑に絡みあう人生の物語
予告から受けた印象は、登場人物が同じレストランにたまたま集まって事件が、というドタバタコメディだったが、そこはいい意味で裏切られた。
個別の話がお互いに影響しながら、別々の物語になっていく様は、あんなセリフも伏線として回収されるのかと面白かった。
幸せは、一発逆転の奇跡ではなく、小さな偶然や出会いの積み重ねで、嘘をついても結局最後は信用なのだと説く。
コメディタッチで嘘を題材に、綺麗にまとまったお話。
難点を言えば、全体像が見えてからもそれまでと同じペースで進むこと。そこは一気に収束させて欲しかった。
ちょっと甘い気がするけど評価は星4で。
でも、拳銃は持ってるだけで罪やで?
テレビドラマのレベル
脚本、映像、音響、全部ダメ
幸せな気持ちになれる映画☺︎
古沢良太を過小評価していました。
うそも方便
軽やかなテンポでいい感じの映画
こういうの大好き
三回泣きました
軽く過ごせる2時間
つまらない
正統派コメディ良作
『エイプリルフールズ』を鑑賞。
ドラマ「リーガルハイ」シリーズのコンビによって作成されたコメディ作品。
4月1日、エイプリルフール。
「嘘」をテーマに様々な登場人物の1日を描いたコメディ。
予告編を見る限りでは、三谷幸喜風のドタバタおバカコメディを予想したが、良い意味で期待を裏切られた。
意外にも正統派な作りで、大爆笑とはいかないまでも、クスッと笑いを誘うシーンが数多く散りばめられており、それぞれの登場人物の嘘エピソードが終盤上手く畳まれていく様は観ていて実に気持ちが良い。
嘘にも様々な種類がある。
人を欺く嘘もあれば良心から生まれる嘘もある。
「嘘」と一言で言ってもそれぞれの登場人物のドラマがあり、主人公達にはそれぞれの着地点が用意されている。
また、登場人物同士が少しづつ絡み合う演出はあるものの、おまけ程度に留めているのも良い。
ストーリー上は重要ではないし必要もない。あくまで観客向けのサービス演出に留まっている。
こういう観客向けの細かいサービス精神が、観終わった後の高い満足感を産み出すのだ。
「どこから見ても変人」的なキャラを観客の不快感が生まれるギリギリのラインで留めたり、終盤にはそれぞれのエピソードで「チョットいい話」的な着地点を用意するあたり、実に嫌味がなくて好感が持てる。
それほど笑えない作品なのだが、観終わった後の満足度は高いという不思議な作品。
コメディがあまり好きでない方にもお勧めできるので食わず嫌いの方にこそご覧いただきたい作品である。
ちょっと大人向け?
『嘘ぉー!』って叫びたかったなぁ
古田さん好きだし、役者さん豪華だから、期待感が高過ぎて、ちょっと残念な気持ちが残っちゃったかなぁ。
そこそこ面白いんだけど、あと一歩足りない感じ。小ネタは面白いし、泣けるところもあるんだけど、起承転結の『結』にもうひとつあったらなぁ。
『キサラギ』のスモールワールドから今度は大拡張したのは良いんだけど、少し散乱し過ぎた感じ。
幾つものエピソードをつなげるってよくあるけれど、それにはキレ不足っていうか、あとひと捻りっていうか。
『こことここがつながってる』ってだけじゃなくて、『そして最後みんなつながって』とか、とにかくあとひとつ!って感じ。
たぶん大どんでん返しだと、2度観る気があまりしなくなるってこともままあるから、そうはしたくなかったんでしょうが。
あのラストはあのラストでそこそこ良いんだけど、流れとしては『人生を変える嘘がある。優しい、思いやりという嘘もある。』ってきてるんだから、古田さんなら最後に『やっぱ嘘って嫌~!ばかー!』で終わって欲しかったのよ。
『リーガリハイ スペシャル2』の方が面白かったな。
個人的には生瀬さんのエピソードが好きです。
古田さん!次回作期待してますからね!
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