「汚い、不快、☆5。」神々のたそがれ JIさんの映画レビュー(感想・評価)
汚い、不快、☆5。
圧倒的な完成度、情報量、突出した作品であることは間違いなく、スゴいから、で☆5にしたくなる作品だ。
グチャグチャで汚ならしく、死体とか刑具とかイヤなモチーフも多く、色がなくても観ているのは結構辛い。そして訳のわからない台詞が多くて気分が悪い。モノクロだし、ゴチャゴチャで状況が解りづらい。脇の人物や垂れ下がっているのものが頻繁に視界を阻んで不快だ。
時々視線を送ってくる人物がいるせいか、自分も映画の中の世界にいるカメラマンの気分になってしまうことがある。それもまた、不快である。
スゴいものを観た、という達成感はあった。映画通じゃないので知らないが、こういう映画は他にあるんだろうか。中々特殊なのでは?
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