「腹いっぱい」神々のたそがれ HigeKoboさんの映画レビュー(感想・評価)
腹いっぱい
豊穣な言葉と混沌として生理に訴えかける絵。
最初の30分は3時間起きていられるか疑問だったがある意味あっと言う間の3時間。
”灰色”が”黒”に変わるだけ、という主人公の言葉で旧ソ連映画を思い出す。ソ連映画はロシア映画になっても政治(映画)情勢はあんまり変わってないのか?
ソ連時代の”ストーカー”は美しい画面と不条理な状況が印象に残っている。今回はひたすら汚い画面。映っている物だけでなく画面の動きも。最後は清浄な雪の画面でお口直し。
映画ファンなら見ておく価値あり。(いろんな意味で)
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