アルプス 天空の交響曲(シンフォニー)のレビュー・感想・評価
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絶景と説明。
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海か山かと聞かれたら断然海派の自分だが、かといって泳ぎが
得意とかそういうワケではなく、単なる高所恐怖症なのである。
荘厳なアルプス山脈は絶景と呼ぶに相応しく素晴らしいのだが、
なぜ人は危険を冒して登り続けるのか?ってまったくその通り。
スノーボーダーが転げ落ちるところなんかにゾッとしてしまい、
いやいやいや…ダメだ怖いよ~なんて何回もビビってしまった。
アメリカ諜報局が使用していたというヘリコプターに搭載した
最先端空撮用カメラ「シネフレックス」による撮影は見たことの
ない絶景を次々と映し出すのだが、そうなると小林聡美による
ナレーションがやや早口で少々煩く感じられる(ゴメンなさい)。
語り口が悪いのではなくその翻訳?がほぼ直訳のような感じで
日本人の思うニュアンスと微妙にズレている。せっかくの景色
の方もコロコロとすぐに趣を変え、地域産業やらスキー場やら、
話も多彩であっちこっちへ飛ぶ。単純に景色だけ観せられても
つまらないだろうと盛り込んだのだろうが、おかげで深みすら
なくなり、何かただの説明ビデオを観せられているような感じ。
天空の交響曲っていうタイトルだけど…うーんチト難しい…^^;
それにしても本当に人間というのは危険だから行くなと言われ
るほどそこへ近づいていき未体験の景色を求めたがるものだな。
(どうやら、おトムさまばかりがそういう性質ではないみたいだ)
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