白い沈黙のレビュー・感想・評価
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未知の世界
諦めたら、事件は解決しなかったかもしれない。
「プリズナーズ」とはまた違う感じ!!
凝った構成で最初は分かり辛い部分がありますが、雰囲気が良いので引き込まれます。「プリズナーズ」とはまた違った感じで手強さと不可解さを楽しめました。犯人は最初から分かっているのですが、一体誰なんだよコイツ感が凄いです。全部説明してしまわない所が良いです。
カナダの小さなタルコフスキー?
話が散乱
アトム
そこそこだが、宣伝に詐欺アリ。
映画としては兎も角、「サスペンスミステリー」としては落第点と言わざるを得ない一本。
ネタが魅力的なのに加え、白とグレーの画面がさらにそれを引き立てている。
加えて所々監督らしい演出の冴えもあり、最後まで物語に引き込まれるのだが。
ふたを開ければポンコツが引っ掻き回し、偶然と思い込みの力技が事件を解決するって…
オマワリ、役立たず過ぎるよ。
劇中の捜査、子供を攫われた家族の傷口に塩をすり込むだけってどうなのよ。
そのくせ刑事同士のロマンスが盛り込まれていたりして。
これって、要るのか?と。
不味くはないが、全体的にピントが的外れな印象がぬぐえない。
かゆいところに手が届きさえすれば良作であった作品。
腑に落ちない点がいくつかあるけれど…。
アトム・エゴヤンらしいサスペンスで、面白くて引き込まれて観た。雪深...
見応えある心理ドラマ
宣伝文句は、読まない方がいい。
予告編は、観ない方がいい。
もしくは、忘れた方がいい。
宣伝文句や予告編を知ってると、
のっけからびっくりすることになる。
まあ、そこで
「ああ、これも宣伝はトンチンカンだったのね」
とあっさりリセットできれば、
そして父親に感情移入できれば、
なかなか見応えのあるドラマとして観られると思う。
父親マシュー(ライアン・レイノルズ)の心理以外は、
ほとんど外っ面しか描かれない。
観ていて殺したくなる程にくったらしいだけの刑事も
思わず旦那を責めてしまう妻も、
その他諸々ほぼマシュー視点。
その辺が気になっちゃうと、不満だらけになるかもしれない。
あと、
時系列が錯綜しているのだが、
その目的がよく分からない。
もう少しすっきりとストレートに見せた方がいいんじゃなかろうか。
逆に、
最後の方の展開のしかたは、
もうちょっとひねりが欲しかった。
言われているほど悪くない
散々酷評が目立ったので覚悟していったがそれほど悪くもなかった。
ミステリよりもサスペンスかな。
リーアム・ニーソンが出てくるわけでもないので当然派手な動きはありません。
時系列が〜というのも普段サスペンス、群像劇をよく見るので慣れがあったのか許容範囲。程よい緊張感を保てた。
どんでん返しが用意されているわけではないけれど、パスカルロジェのトールマンやドゥニヴィルヌーブのプリズナーズが好きな人にはお勧めできます。
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