「素晴らしい」ズートピア プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい
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肉食・草食動物が共存するズートピアという都市があった。
主人公の兎ジュディは草食かつメスでありながら警察官を志す。
そして見事、草食獣として初の警察官となる。
しかし任される仕事は駐車違反の取り締まりなどだった。
そんな中、連続行方不明事件を一人で追うことの許可を強引に取る。
但し48時間で解決できなければ辞職せよとのことだった。
そこで偶然出会った詐欺師の狐を強引に仲間に入れて調べて行く。
一部の肉食動物が野生化し、市長が密かに檻に閉じ込めていたことが判明。
これにより市長は失脚してジュディはヒーロー的な扱いを受ける。
しかし人口の1割である肉食獣しかこの症状にならないことも判明。
これで肉食獣達は居場所をなくし、ジュディは心を痛めて辞職。
しかしある植物エキスで動物が狂暴化すると知ったジュディは舞い戻る。
主犯は副市長で、エキスを抽出して弾丸にして肉食獣を撃ったのだった。
そして肉食獣を追い出して草食獣の社会を作ろうとしていた。
ジュディはキツネと名コンビで副市長を逮捕に導いた。
キツネはこの社会では信用ならない動物として差別を受けていたが、
このキツネはキツネとしての警察官第一号となった。
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ものすごい人気と聞いていたが、うーんこれは本当に面白い。
映画自体も短く、また流れるようなテンポであっという間だった。
あとジュディらのキャラもうまく立っていたように思う。
色んな種類の動物が共存し、互いの価値を認め合うことで、
みんなが幸せになれるというメッセージが込められていた。