ディーブのレビュー・感想・評価
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好奇心
好奇心の強い少年Theeb ( wolf) の成長過程を描いているんだが、一番気になったのはTheeb の好奇心の強さだ。当時オスマン帝国だった、ヨルダンにイギリス人がテントに招き入れられた。そのときもすぐに何を話しているか兄に聞いている。兄が道案内で井戸を探しに行くシーン(?)も兄のあとを追っていく。父親がいなく(母親のことはわからない)兄はTheebにとって父親と同じ存在であるからからもしれない。兄は砂漠で生きるための感性が磨かれている人で、弟のTheebはそれを身につけることが自然に備わっているようだが、好奇心の強さがそれに、拍車をかけている。兄を殺した男からも、星の見方を習ったから、きっと帰路を探せるだろう。
1916年ヨルダンの南のベドウィン民族らしいが、ベドウィンはアラブ諸国、そして、イスラエルにかけて広がってすんでいる遊牧民族だ。この映画で女性を一人も見かけなかった。
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