「 前作もひどい内容だったが、今作もアメリカの独善的な思想たっぷりの...」エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0 前作もひどい内容だったが、今作もアメリカの独善的な思想たっぷりの...

2018年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 前作もひどい内容だったが、今作もアメリカの独善的な思想たっぷりの作品。せっかく世の中が対話路線になっているのに敢えて強硬手段を取る米政府。オープニングのナレーションでも事実を織り交ぜてるものだから、どこまでが事実なのかさっぱりわからなくなるという失敗も犯してしまってる。そんな中でマシな設定だったのが韓国の大使の意見。情報は韓国のスパイのおかげで正確に伝わり、彼らの行為は宣戦布告と同じであって、報復を受けるのは韓国や日本の近隣諸国であること。しかし、彼の意見、最初にしか登場しなかったな・・・

 いきりたった兵士。パラシュート降下だってレクレーションみたいなもの。核爆弾を作る奴も狂ってるが兵士たちも狂ってる。思いっきり銃撃して捕まり、拷問を受け、韓国軍に救助されて逃げることができた。そいでもって核施設を壊すぞ!みたいなノリだ・・・

 エンドロールに出てきたライスやパウエルの証言がピタリと当てはまるところも巧いのだが、結局はシミュレーション映画の域を出ない。

kossy