「真実はやや消化不良。愛憎が生んだ猟奇的サスペンス。」薄氷の殺人 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
真実はやや消化不良。愛憎が生んだ猟奇的サスペンス。
【賛否両論チェック】
賛:静かな雰囲気の中、いきなり事件が起こったりと、ハラハラのさせ方が印象的。謎解きの要素もあり。
否:伝えたいことはよく分からない。ラブシーン・グロシーンもあり。
謎解き要素は勿論ですが、BGMが少な目な雰囲気の中で、急に予想外な出来事が起こったりなど、緩急が非常によくついている印象がします。ただ、ミスリードのためなのかは分かりませんが、
「このシーン・・・要る?」
「この登場人物・・・必要?」
と感じてしまう部分も、結構あります。主題歌も、正直物語の雰囲気にはあまり合っていないように感じます。
ラブシーンやグロシーンもありますので、ミステリー好きな方であれば、観ておいて損はないかと思います。
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