ジェサベルのレビュー・感想・評価
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ビミョーなどんでん返し…
ブラムハウスは、欠かさず観ようとおもっていたら観てない作品ありました…
アザーズのようにすでに死んでいる!?と思ったら違った。
ただの超オカルト(笑)
斬新さはないけど、好きな感じの作品でした<( ̄︶ ̄)>
憑依
ブードゥー教には死者の霊を呼び起こして生きた人間に憑依させる儀式があるという。そんな儀式を土台にしたオカルトホラー。
不慮の事故でフィアンセとお腹の子を失い、自身も車いすの生活となった主人公のジェザベルことジェシー。唯一の親族である父のもと、故郷の家で療養することとなった彼女に様々な怪奇現象が襲いかかる。
この家には何か霊のようなものが潜んでいる。毎晩のように彼女に何かを訴えるかのように現れ、そしてやがては彼女を追い詰めてゆく。この霊の正体は、自分をどうしようというのか。
アイディア自体は悪くないし、謎解き要素もあって、興味をそそる展開。ただ、今一つ盛り上がりに欠ける。恐怖シーンは正直凡庸で新鮮味はない。
そんなに悪くないけど、かと言って取り立てていい作品でもないかな。劇場鑑賞は厳しい、配信で暇つぶしに見たのでちょうどいい塩梅。
主役を演じたサラ・スヌークは無名ながらなかなか魅力ある女優さん。元カレのプレストンもホントいい奴で死ななくてよかった。
最後は結局主人公は憑依されてしまったということ。でも彼女自身は養子として引き取られただけでなんの落ち度もなくただのとばっちり。ほんといい迷惑。
I'm Jessabell. ヒドイ!八つ当たり系だ!!
ホラー制作会社の雄「ブラムハウス・プロダクションズ」の作品。u-next で配信終わりそうになってたので慌てて観賞しました。いやー、十分怖かったです😱
ってかもう、主人公のジェシーにとっては不幸としか言いようがない‼️これ悪いのは不倫してた母ちゃんと生まれて来た子を殺した父ちゃんやん!ジェシー自身はたまたま里子で貰われてきただけなのに、貰われた先がロクでもない家庭だったって運が悪すぎです。最後はジェサベルに乗っ取られて終わるって、なんて不条理で理不尽なんでしょう。ホラーだから仕方ないけど。
演出はしっかり怖いツボを抑えててビビりな私はドキドキしながら観てました。なんかいる、けど良くわからないってイヤーなシチュエーションですよね。ジェシーの頭がおかしいのか、それともホントに何かいるのかわからなくて最後まで一気に観てしまいました。主人公のハンディキャップとか、あからさまに不吉なビデオとか、脚本上手いですわ。
良質からB級まで最近のホラー界では一躍有名になってる「ブラムハウス・プロダクションズ」。と言っても私も「DVD&動画配信でーた」で特集を読んで「あ、そう言えば」って気が付いた口なんですけど。これからもホラー界隈では要注目の制作会社です。
恐怖より悲劇に取り憑かれ…
事故で夫と身籠っていた子供を失ったジェサベル。事故で自身も車椅子生活となり、田舎の父の家に身を寄せる。
失意の中そこで、亡き母が遺したビデオを見つけ…。
『ソウ』『インシディアス』『パラノーマル・アクティビティ』のスタッフによるホラー。
ヒット・ホラーを手掛けたからと言って必ずしも面白い訳ではないが(寧ろ、駄作の方が多い)、こちらはまずまず。
ビデオの在りし日の母の姿に思いを馳せるジェサベル。
その時から、奇怪な現象に襲われる…。
ビデオ内で母が予見していたタロット占いが、実際にジェサベルの身に起きていた。
母のビデオを見る事を激怒するほど禁じる父。その父も不運な事故で死んでしまう。
家の近くに、自分の名の墓が。
そしてジェサベルの前に度々現れる、ゾンビのような姿のもう一人の“ジェサベル”…。
これら不可解な謎は終盤明かされる。
もう何年か前の作品だし、ネタバレチェックも点けるのでズバリ言うが、
ジェサベルは両親の本当の娘ではなかった。
母がタロットを教えてくれた黒人男性との間に出来た子供こそ、ジェサベル。
それを知った父は赤子と相手の男を殺した。母のタロットの不吉な占いもこの事。
母は自殺。
それらを隠す為にジェサベルとして育てられたのが、自分だった…。
愛する者を失い、自身も大怪我を負い、父も死に、さらに追い討ちをかけるような出生の秘密…。
ジェサベルを襲うは恐怖より、悲劇の連続。
…しかしここで思ったのは、本当のジェサベルの動機が怨念なら、自分を殺した父を事故に見せ掛けて死に至らしめたので復讐は果たせた筈。
なのに何故ジェサベルも襲う…?
言ってみりゃジェサベルは、この家族ではなかった家族のドロドロ愛憎劇に巻き込まれた部外者。いや、被害者でもある。
本当のジェサベルからすれば、父とジェサベルとして育てられた彼女が憎かったのか。
怨念の底は深い。
主人公が車椅子という設定が彼女を襲う恐怖に効果を上げている。
ホラー演出もドキッ/ビクッと言うより、肌にべとつくような薄気味悪さ。
舞台の田舎町に根付くオカルト要素もムードに一役加味。
取り憑かれたラストもなかなか戦慄!
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