「映像もストーリーもだめ」ガルム・ウォーズ 月野沙漠さんの映画レビュー(感想・評価)
映像もストーリーもだめ
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とりあえず思いつくダメ出しを^^;
ガルム達がクローンという設定のせいか、感情に乏しく意味のない戦闘をさせられているにもかかわらず悲壮感がないので感情移入できない。そこがブレードランナーと違う。
CGがゲームレベル。それをごまかすためか、全編的に暗かったり、もや~っとした映像で見づらい。
とにかく色んな設定が稚拙。
陸の部族ブリガが空の部族コルンバの空母に攻め込んだ時、空母内に侵入してから作戦指示という、のんきさ。
カラとスケリグの格闘が迫力ない。
スケリグの最後、巨人の弱点を知っているのになぜ目を狙って自滅したのか?
スケリグとカラがなんかいい関係になっていくのが不自然。
ナシャンの正体、あれは無い^^;
最後の方に創造主ダナンの正体を匂わすものが空に映るが、予想通りでなんの意外性もない。
続編作れる見込みもないのに、続半ありきな終わり方はいかがなものか?
完全に監督の自己満足映画ですね。押井守は良い原作に独自の解釈を加えて作品を作るといい作品ができる人という印象。
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