「ちゃんとエンタメしてるじゃん!!」ガルム・ウォーズ セロ弾きさんの映画レビュー(感想・評価)
ちゃんとエンタメしてるじゃん!!
押井守監督最新作...というか15年前から構想&企画は存在していて、諸々の事情で凍結、結果的に現在公開に至るという本作。
キャメロンのアバターに先を越されたと押井は言うけれど、予算の差故のCGクオリティの差は置いといて、ガジェットやメカのデザインや哲学的なテーマはアバターよりも心にグッときた。
しかもだよ、いつもの押井作品より戦闘シーン多いじゃん!ある程度は解り易い内容だし、普通にエンタメ作品として成り立ってるじゃん!
「日本人が撮るファンタジー映画」という事で、サブカル的な外連味アリ、物語&世界観をその成り立ちからしっかりと構築、限られた予算の中で魅せる映像、充分観る価値のある映画だと思う。
というか日本人がここまで挑戦的な事やって、そんでここまでの作品に仕上がってんだからさ、観に行こうぜお前ら...お前らもバセットハウンド好きじゃろ?え?違うのかい?
(あ、攻殻とナウシカとスカイクロラ混ざってね?って思いました。アレ巨神兵やんけアッハッハッ!!)
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