虎影のレビュー・感想・評価
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自宅(CS放送)にて鑑賞。原作・特殊造型監督・キャラクターデザイン・編集・(共同)脚本迄こなした西村喜廣監督渾身のアクション活劇乍ら、コメディ要素もたっぷり盛り込まれた痛快エンターテイメント。眼を覆いたくなる程の陰惨さは無いカラッとしたグロ描写(斯界にてトップランナーを直走る流石の西村組で立ち回り等の返り血や血飛沫が過剰過ぎないのも好感)の中、綺麗所や異形の者が登場するかと思えば、突如ミュージカルの如く唄い出したりする。観る者が選別されるのだろうが、普段時代劇を敬遠しがちな人や特撮フリークにもお薦めしたい。75/100点。
・余りにも馬鹿馬鹿し過ぎると突き放した酷評もあろうが、お涙頂戴の青春物や甘過ぎて凭れてしまう恋愛物や人情物、或いは原作有りきでその対比ばかりが話題になる様な邦画界においては意欲に溢れた異色作で、もっと注目や評価されるべきであろう。スタイリッシュでベタ気味なオープニングから、不思議で奇妙な作風に翻弄されたが、中盤以降で少し印象が変化して行く様に感じた。含みを持たせたエンディングもあり、続篇が作られるなら追い掛けたい。
・村杉蝉之介演じる狂言回し“フランシスコ”や終始「しゅるけん」と聴き取れてしまった手裏剣を解説した“語り部・半蔵”の浮田半蔵等がインサートされるが、作中に説明や図解が入るのは往年の白土三平の劇画を彷彿させた。
・「パチンコ」、「サボってばかりで──」……等々、劇中歌の歌詞や科白回しに始まり、おおよそ時代劇ではお見掛けしない様な画面や描写等も散見出来るが、時代考証や粗探し等に終始すると決して愉しめない作りになっている。単純明快なストーリーに判り易い展開、細かい点は気にせず作品に身を委ねるべきである。
・一際異彩を放っていた魅惑的な“東雲幻斎”役のしいなえいひ、往年のインリン・オブ・ジョイトイを想起させるルックス乍ら、何かで知っていると思って調べたら、『オーディション('00)』、『EUREKA ユリイカ('00)』、『吸血少女対少女フランケン('09)』、『アウトレイジ('10)』……等々、他作で何度も観ており、改名されていた事に気付いた。
・時代物とは思えない衣裳の“瑞希”の松浦りょうや“夜馬”の鳥居みゆき等、他にも癖の強い濃い存在や演者、キャラクターがそこかしこで顔を出しているが、中でも“リクリ”の津田寛治は怪演と呼ぶに相応しい程、弾けていた。
・鑑賞日:2018年1月27日(土)
忍者vs2大組織作
所々に挿入される影絵&語り手(これはいらなかったか)
竹製パワードスーツ
爆弾パチンコ
グロテスクな造形の目なし(コマ撮りアクションもったいない)
笑いながら手を上げ髪に隠し持っていた手裏剣で勝利
抑え目に作ったのか中途半端な印象、シリアス路線で観てみたい
これぞB級映画!
良くも悪くもB級映画でした。予算がなくても楽しめる映画は
作れるのですね。
この作品の世界には入りづらかったですが、こういう作品もありですね
ラストで板尾さんが登場したのが一番印象的でした
昔やっていたテレビの「仮面の忍者 赤影」がベースになっていて
懐かしくなりました
ラストシーンでの歌はまさに 赤影の歌がベースになっていて
曲調がそっくりで笑ってしまいました
工くんのファンであり アクション映画は好きなので
観ました
それなりに
思っていたようなシリアスな展開でなく、漫画ちっく。ハッピーエンドしかない展開でしたね。途中からはお気楽に楽しめた。
最後は懐かしの忍者、赤影参上。挿入歌のイントロも懐かしい感じで。
次回に続く、が、今回と同じような内容だとDVDで十分かな。
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