「イケメンの困り顔」虎影 毒蜜さんの映画レビュー(感想・評価)
イケメンの困り顔
『昼顔』以降、セクシーの権化としてわっしょい担がれてる感しかなかった斎藤工さん。
無用なアップの長回し、不自然なボディタッチ、唐突な上裸、伝家の宝刀「壁ドン」・・・そんな演出はここには一切無く、むしろ少し情けないとーちゃん忍者役。
なのに、すごく魅力的。
困り顔がこんなにも似合う俳優さんもなかなかいないのではないだろうか。
(だいたい昼顔でも終始困ってたし)
彼以外の俳優さんも全員その役を魅力たっぷりに演じている。
変態ツダカンさんなんてその最たるモノ(褒め言葉)。
その上、革新的な衣装など方程式にとらわれない画面作りで、最後まで一気にかけぬけました。
斎藤工さんが「日本一セクシーな俳優」と思っている方にこそ観て欲しい。きっとギャップ萌えしますよ。
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