あと1センチの恋のレビュー・感想・評価
全58件中、21~40件目を表示
ドアマンの父の莫大な遺産
すれ違い系の恋愛物語。お約束の個性的な良き理解者付き。これに記憶喪失が加わると韓流ドラマが出来上がる。あるいはどちらかが病気で死んでしまうと若者向けの今時の邦画作品が出来上がる。
こういった恋愛物語はできればちゃんとハッピーエンドでスッキリ終わって欲しい。散々感情移入させておいて最後に病気になりましたなんて悲しいに決まっている。そんなのズルい。
その点、この作品はスッキリハッピーエンドでみんなハッピー。作中のいい奴らにもちゃんとハッピーなエンドを忘れない気配りでいい感じ。
小物の使い方が上手い。
常に軽快な音楽と共に時が流れていく。
作品は主役がロージーとアレックスの幼い頃からスタートしていくが、二人の、特にロージーの心境を表すような音楽が流れていて、退屈せずに見ることができた。話の大筋としてはありがちな幼馴染モノかもしれないが、ここまでかというほどすれ違い続ける二人に対しては終始ドギマギさせられた。さらに、それらのシーンにも効果的に音楽が使われており、ストーリーラインで心を打つというよりは、そのシーンシーンの盛り上がりで楽しませるような映画だった。最後はアレックスとロージーは結ばれるので、ハッピーエンドというところだろうか。
また、その他の登場人物もみなキャラクターが立っていて面白かった。ロージー妊娠をした後に立ち寄った薬局で出会ったしがない店番と、親友になるまでの流れは、もう一つのストーリーとして見ることができるし、二人の息の合った掛け合いは見ていて飽きないものだった。また、ロージーの娘であるケイティーも、物語で大きな役割を果たした。彼女は夢多き少女であったケイティーを現実の世界にとどまらせた重宝人であり、グレッグとの結婚という、ロージーとアレックスにとっての大きな転機となる出来事を引き起こした本人でもある。そう言った意味で、ケイティーとはロージーの人生をすべて台無しにしてしまっているといっても過言ではない。一方で、ケイティーはロージーとアレックスを最終的に結びつけるキューピットともなった。さらに、彼女との思い出は、ロージーにとってかけがえのないものである。このような皮肉とも思える構造も、とても面白かった。さらに、彼女とその男友達に、アレックスとロージーを投影させるという手法は、単純でありながらも、子育てという新しい人生を歩みかけたロージーに対して、アレックスという過去を常に忘れさせないでおく効果があり、物語にうまい影響を与えていると感じた。そういった意味で、この映画は、登場人物や、音楽といった小物を効果的に利用することで、単純なストーリーラインの物語を劇的に魅力的にしたものであるといえよう。そういったいみで、この映画の作成者の方々にはあっぱれというほかがないであろう。
しかし、個人的にはロージーほどいい女はなかなか存在しないと思うが、アレックスは典型的なダメ男だと思うので、今後の生活が心配でもある。また、アレックスとロージーの恋愛譚のアクセントとして利用された、グレッグ、ベサニー、サリーといった面々の気持ちというものを考えてみると、ひとえにこれをハッピーエンドの恋愛物語として見ることはできるのだろうか。
また英米の恋愛映画を見ていてしばしば思うことだが、彼らは離婚というものに対する捉え方がやはり我々日本人とは違うように思われる。
理想の恋愛ですね
幼馴染と恋愛って本当に理想です。
苦しい場面や辛いことも含めて幸せなドキドキする恋愛って感じで
終始幸せな気持ちにしかならなかった
最後もハッピーエンドだし
続きが見たいって思うくらいでした。
ハッピーエンドとわかっているから途中もめげずに観られる。笑
「P.S.アイラヴユー」と同様、今回も泣いてしまった。。。途中のすれ違いではなく、最後の最後で色々と報われたロージーを思って。バラ色の人生が開ける、高校卒業直後に事故ばりに不運な妊娠をし、大学進学も断念(しかもボストン大。妊娠で諦めるのかな?と現実的でない気がしたけど、、、)。ホテル経営学を学びたいという意志があり、しかも代わりにホテルの清掃員で下積みを始める当り、新天地に行って悩みはありつつもそれなりに華やかに生活しているアレックスより、不憫な印象を受けた。それがラストで、やっと貯めた金でホテルを買い、しかもそのホテルでアレックスとやっと結ばれるという、何ともオールハッピーな締まり方で、長時間観た甲斐があった。ラスト後のヒロインの人生に光が差し込み、それを応援したくなるようなストーリーは、「P.S.アイラブユー」にも共通するものだと思う。単純に悲恋を描くのではなく、ラストで爽快感と前向きさを与えてくれる。
世間の評価ほどではなかった。
話の流れはよくある友達のまま想いを伝えられずすれ違う的な話です。
公開する前からけっこう話題になっていたので期待していましたが、私はうーんって感じでした。
序盤はよかったです。学生時代の友達以上恋人未満みたいな雰囲気が。
ただその後すれ違って違う人の子妊娠してってえぇ!?ってなりましたね。
離婚したりして、最後はまた巡り合ってハッピーエンド。間にやらかしすぎていて全然心に響かなかった。
変に長くしすぎた気がします。学生時代とかカテゴリー固めてやった方が個人的には良い気がしました。
こんな恋愛つらすぎる
よく耐えたと思う。
ロージーもアレックスも。
12年?もSNSや電話で繋がりがある幼馴染みなんて、現実見たらそういないんじゃない?
環境が変われば関わる人間も変わる。
でもなんとかか細い糸で繋がっていた感じ。
そう思うと、離れてる二人が同じタイミングで同じ気持ちになるなんて、めったにないんだろう。簡単に出産決意したり、浮気されてたり、そういう意味で少し非現実的だと思った。
けどこういう映画もあっていいと思います。
最後に、父の教えで夢を諦めないところは感動した。
二人よ、どれだけ周りを振り回しているのか
最初から最後まで楽しく観られます。
グイグイ物語に引き込まれてしまう。。
面白かった。
次こそくっつくか!?
と思うとアレックスに恋人ができる。
ロージーもだけど。
お互いにタイミングが合わない。
自分が不幸な時、相手に幸せが訪れる。
あるある!と言いたくなる。
ベサニーが可哀想でならない。
披露宴でのロージーの言葉に周囲がドン引きしていて
結婚式が台無しに・・・勘弁してほしいよ。
たまにアレックスとグレッグの見分けがつかない時があった。
ごめんよ役者さん;
どの場面でも絵が綺麗なのが印象的だった。
気軽に観られる映画。
とにかく主演2人が可愛い
ロージー、アレックス共に可愛すぎる、、やられました。
ストーリーはありがちな物語。でもしょっぱなから主人公に子供ができるなんてなかなか衝撃的でしたね(笑)癒された〜
ラブコメなら許される展開
妊娠、出産、離婚を簡単にしすぎ、主人公達は両思いだったにも関わらず、周りの人を悪い意味で巻き込んで、結局は結ばれるんだけれど、結ばれるのがどうやら50歳。
ラブコメとしてみたほうがいいし、正直泣ける所も全くなし。
強いて言えば、もどかしいのはキスしようとしてしない、鼻キスのところと、リリーコリンズはかわいいだけ。
好きな要素が詰まってる
両思いだけど結ばれない。僕の好きな要素の一つ。
だけど、この作品を観て思ったのは、それだけをやるとちょっと引いてしまうと言うか、どうせラストは…と思ってしまう性格の悪さが出た。
しかし、この2人の関係性、くっつきそうでくっつかない、だけども心の奥で2人だけの絆で繋がって、いつも想っていると言う感じは凄く良かった。
もっと頻繁にSNSで繋がってたり、好きだけどその気持ちを気づかれないようにしてたりするともっと良かったかなと思うけど、それは好みの問題か。だって、もう2人とも気持ちに気付いてんじゃん!とガサツな僕は思ってしまった。
子どもを使って、自分たちの青春を思い返す演出が好きだった。アレックスの気持ちが100%理解出来た。
ロージーは可愛いんだけど、少し軽率で残念だった。僕的には結局結ばれないと言うのも良かったんじゃないかな〜と思いました。
好きだから、もっとこう!という気持ちが出ちゃうけど、良作でした。
波乱万丈
コミカルに描かれてるから
そんなに感じないけど
波乱万丈すぎな2人だったww
もどかしすぎるし、なんか結婚離婚がポンポンしてた。笑
でも見ていて飽きなかったし、まぁまぁ面白かった!
Love, Rosie
主演の2人がかわいくてかっこよくて絵になりすぎるくらい素敵!笑
ただ、見終わったあとに、これは映画だからこうなるでしょ?っていう感じがとっても残った、、、歳かな、、、笑
そのせいかあまりきゅんとくるところもなかったけど(笑)、子どものこととか、大学を遅らせる決断をしたときのロージーの軽さ、戻ってきた彼を夫として受け入れる時、浮気がわかったとき、また幼馴染に傾く時、娘の後押しも受けて再出発を決める時、、、いろんなシーンの心情が想像できて、そこの感情移入はとってもできた!
2人がパーティーでキスしちゃったこと、次の日くらいに言ってればなぁ、、、笑 恋愛ってタイミングなんだなってつくづく思わされました笑
それから、サムって結局医者になったの?とか、お父さん急に亡くなりすぎでしょ!とか、遺産派手に使ってホテル建てるの?とか、現実味がないところが目立ったり、妊娠、出産、数年して結婚、浮気、離婚みたいに、それぞれの物事進むペースの速さに、ただただすごいなぁとたじろいだあたしはやっぱり歳かなぁ、、、笑
あと、ロージーのお父さんの手紙が素敵だったと思った!けど、内容を忘れてしまった、、、欲張らないことこそもったいない、君なら望めば叶う。だってわたしたちの自慢の娘だから。みたいな内容だったかなぁ。じーんときました。
男女の友情
三度鑑賞。
飛行機の中で。リリーコリンズが好きなので、1度目は日本語字幕なしの状態で映画のビジュアル面だけでまず楽しめました。なんてきれいな女優さん。ファッション、ヘアスタイルも可愛くて、見事に高校生から30代までを演じてました。
2度目、レンタルにて吹き替えで。ああ、ここ、こういう話だったんだ、と。でも、アレックスなんなの?!って、あまりにすれ違いすぎて、なんかもどかしいとゆうより、ストーリー的にないでしょって感じで終わった。
3度目、字幕にて。印象変わった。男女の友情は成立すると10代の頃は自分も信じてたけど、歳をとるにつれて、グループでの友情はあるかもしれないけど、純粋に男女2人の間で友情ってないな〜と感じ始めた20代。このストーリーってすごく現実味を帯びてきて、リアルなものに感じた。恋愛ってタイミングがすごく大事だと思うし、大人になって単純に好きなだけで一緒にいるっていう選択肢ではなくなってきたり。
アレックスに会いにアメリカまで行って、ケンカするシーン、ホテルで働くお父さんとのシーン、お葬式でやっぱり分かってくれるのはアレックスだってシーン、アレックスの結婚式での切ない気持ち、どれも女子なら1度経験するような気持ちを感じれる映画。
最後のホテルは素敵だったな〜
どうしよう、美し過ぎる。傷つき、悲しむシーンですら愛おしいくらいに...
どうしよう、美し過ぎる。傷つき、悲しむシーンですら愛おしいくらいに綺麗に写って見える。人が悲しむところをそう感じてしまうのは不謹慎なのはわかっているが、感じてしまう。
なぜだろうか?光をバックにしたシーンが多く幻想的に見え、主人公2人の表情で語る様は時に言葉よりも強く響く。そんな、魅せる技がたくさんあるところに感じたのだろうか。。。
傷つき、傷つけ合い、それをお互いに感じるからこそ、相手をさらに深く理解する。何度もすれ違いながらも2人は向きあっていった。
全58件中、21~40件目を表示