「全部どーでもいいよ。」ストレイヤーズ・クロニクル 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
全部どーでもいいよ。
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「ストレイヤーズクロニクル」見ました。
原作は全然知りませんでした。正直言いまして、クソつまらないし、クソ退屈でした。こんなにも早く終わってくれと願った作品は、「エイプリルフールズ」以来です。
邦画において、今作のような超人物は珍しいですよね。CGは頑張ってたし、各々の能力を活かした戦闘も中々楽しめた。でもそれは序盤だけ。この映画がX-MENに似ていると言われてるけど、例えばX-MENだったら最後にマグニートーが野球場を持ち上げたり、ジミーとビクターが共闘してウェポンXを倒したりの見せ場がきっちり配されてますよ。今作においては全く見せ場がないし、最後に相手にするのは普通の兵隊さんですからね。それより最大の問題は、岡田将生の格闘シーンの格闘感が薄いこと。彼の動きを見ていると、なんと言うか、打ち合わせされた決まった動きといいますか。メイキング映像とかによくある奴です。相手がこう殴るからこう避けましょう的なね。相手の動きを読める能力を加味しても酷かったです。
主題歌も全くハマってない。ハマってないのに中盤で急にブチ込んできますしたね。ロマンスがなんとか。あの本郷奏多とJK車椅子押し少女の所で、急にラブロマンス的なタッチで見せてくるから、見てるこっちは口ポカーンでしたね。下手すぎるだろ。
評価出来るのは安定の染谷将太のみ!
アメコミヒーロー映画が最盛期の現在、比べる必要はないんだけど、どうしても比べてしまう。邦画のCG描写も高いレベルに来てるが、まだ早かった気がします。
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