「期待していたがあまり…」ストレイヤーズ・クロニクル 谷川さんの映画レビュー(感想・評価)
期待していたがあまり…
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冊数の多い原作をまとめる、邦画でCG使ってアクション重視で撮る等、条件がハードだったのかもしれないが、それでももっとこだわれたと思う。
例えば、仲間の瞬間移動の坊主くんが、最後足を打たれた状態で引き摺りながら仲間と共に主人公を追うのだけれど、誰も肩を貸そうとしない。車椅子の染谷将太を涙ながらに燃やす際にも、バシャバシャと頭から灯油をぶっかけていて、とても慈悲を感じられない。
坊主くんがキスで人を殺す女の人を抱きながら瞬間移動する際の、胸触んないでよの部分も余計。
大まかな脚本を変更できなくても、こういった細部の描写の整然性に関してはもうちょい何とか出来たはず。
とはいえ素人の感想だし、現場の状況までは想像できないので、結果だけを受け入れたいと思います。
赤い血煙が公園に蔓延していく演出は格好良かったです!
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