「天そばに鴨南。」の・ようなもの のようなもの ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
天そばに鴨南。
35年ぶりって私はあの頃幾つだったんだろう^^;なんて、自分への
オマージュいっぱい。未だに亡くなったとは信じ難い森田監督組が
勢揃いという感じでじんわり愉快。シュールさは見受けられないが、
分かり易い作りで谷中散歩を満喫。鑑賞後にはロケ地巡りに加えて
何といっても天ぷらそば!!(エビ三本ね)絶対に食べたくなること
間違いなし。お墓で鴨南蛮も食べてみたいなぁ~ムリだろうけど^^;
デビュー作当時から独特な雰囲気の伊藤克信。まったく変わりなし。
行方知れずの志ん魚なんてそのまんまだし冒頭の登場場面もニヤリ。
驚いたのはお相手松ケンの演技力で、もちろんまるで落語家という
感じではないんだけど、その人柄、兄弟子への世話三昧など、もう
笑いっぱなし。何気に鉄ヲタなのも懐かしい。北川景子も間宮兄弟
~のお転婆ぶりが愛らしい。前作からのイサオとでんでんもお元気v
人間の・ようなもの。である彼らの生き方がその面白さを表現した。
森田監督は早い時分からそんな人間の愉快に気付いていたんだなぁ。
(ゴージャスに一瞬登場する名優陣、其々の代表作色がビンビンです)
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