「落語そのままの世界観。心温まるほんわかコメディ。」の・ようなもの のようなもの 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
落語そのままの世界観。心温まるほんわかコメディ。
【賛否両論チェック】
賛:一門の危機に奮闘する主人公の姿が、まるで落語のようにコミカルに描かれていくのが楽しい。思いのほか豪華なキャストにも驚き。
否:説明セリフや、少し古風な言い回しが多いので、その辺りはやや好みが分かれそうなところか。
落語家のお話ですが、ストーリーそのものも、まるで1つの落語のような世界観です(笑)。不器用で下手くそな駆け出しの落語家が、一門のピンチに孤軍奮闘する様子が、ユーモアたっぷりに面白おかしく描かれていきます。
そしてこの作品のもう1つの魅力が、超豪華なキャストの面々。急逝された森田芳光監督にゆかりのある方々が多数出演されており、
「おお!ここでこの人!?」
なんて、思わず感動してしまいそうなくらいです(笑)。
セリフの言い回しなんかは、少し好みが分かれそうな気もしますが、クスッと笑って楽しめる、ほんわか落語コメディに仕上がっています。
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