「エモい映像、佐藤健、猫」世界から猫が消えたなら ヨモさんの映画レビュー(感想・評価)
エモい映像、佐藤健、猫
クリックして本文を読む
佐藤健さん主演作品ということで観ました。このレビューのタイトルまんま…それ以上でもそれ以下でもなくという感じです。
カタルシスに欠ける、ありがちな邦画だという印象です。ストーリーで何が伝えたいのかフワっとしているというか、ヒロインの「生きてやる」や末期の母との海辺の写真撮影とか泣き所として設定されているとは思うのですが、個人的にはなんだかそれが逆に薄ら寒く感じてしまいました。
「平凡な青年が自分の人生を振り返ったときにかけがえのないものに支えられて生きていたんだな、と実感する話」ではあるのですが、啓発書のような説教臭さを節々に思わせられました。
佐藤健さんの1人2役的な演技や、猫ちゃんの可愛さだけを楽しむにしても尺がそれなりに長くて物語の起伏がないのと、話全体の雰囲気が重いのとであまりオススメはできないかなぁ…と思いました。
コメントする