「世界から映画が消えたなら…。」世界から猫が消えたなら ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
世界から映画が消えたなら…。
自分がもし明日死ぬと言われたら…。
その時自分はどんな時を過ごすのだろう。
ここに出て来る青年は、医師から余命数日という宣告をされてしまいます。
死ぬ事なんて1ミリも考えていなかった彼にとって、言いようのない恐怖を感じたことでしょう。
絶望しかない彼の目の前に、突如として現れたのは、自分そっくりの悪魔。
悪魔は彼の命を1日分伸ばす代わりに、青年の大切なものを次々に奪って行きます。
普段当たり前のように身近に存在していたものが、ある日突然無くなったら…。
それは想像以上にダメージの大きい出来事です。
自分にとって大切なものほど、失って初めてその大切さを理解できるのだと教えられました。
自分がこの世からいなくなっても、世界は何も変わらないけれど、大切な人の記憶には自分がこの世にいたことを忘れないでもらいたい…!
だからこそ、自分の人生に後悔のないように、大切なもの、大切な人を今のうちからしっかりと受け止めておきたいなと思います。
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