「世界から猫が消えても」世界から猫が消えたなら ripc02さんの映画レビュー(感想・評価)
世界から猫が消えても
僕はきっと困らない。
主人公にはちっとも感情移入ができなかった。
かけがえの無い人との出会いを象徴するもの「電話」
かけがえの無い友との出会いを象徴するもの「映画」
かけがえの無い父との繋がりを象徴するもの「時計」
かけがえの無い母との繋がりを象徴するもの「猫」
どれもこれもとても大切なはずなのに簡単に手放そうとする主人公
これは監督なのか、脚本なのか、演出なのか
もうどれもこれもひどいような気がしてきた
「キャベツ」を探すにしては「どこまでいくの?」くらいの意味のない、土砂降り雨の中の疾走→意味が分かりません。
「彼女」と「ツタヤ」くんの演技が圧倒的過ぎて「僕」が可哀想。
溢れる涙を瞼にいっぱい溜めている「ツタヤ」くんの顔に。
イグアスの滝ですべてを達観してしまった「彼女」のたたずまいに。
この二つだけでこの映画を見てよかったと思わせてくれました。
コメントする