「かわいそうなのは猫か?、健か?」世界から猫が消えたなら 映画猫さんの映画レビュー(感想・評価)
かわいそうなのは猫か?、健か?
原作も読んで、映画も観ました。
結論からいうと映画の方は今一つだったと
思います。
正直期待はずれではありました。
宣伝の仕方も悪かったというか、裏目にでましたね。
監督も、作品に合わなかったんじゃないかな・・・
まぁ、監督の力不足なのか、それ以外の
せいなのか、わかりませんが……。
映画の出来映えについての是が非は、
原作ファンか、どうかとかはあまり関係ないと
思います。
単に、映画の完成度が低かっただけだと
かんじました。
たぶん、映画そのものが、原作とそこそこ
違っていたところで、映画自体が面白ければ、
悪く思う人はいなかったと思います。
映画は、映画でちゃんと映像作品として観る人に、
作品の良さが届く出来になっていなくては……と
思います。
脚本出来た時点で、「これ、おもしろいのかな?」と
監督は思わなかったのかな?
編集してるあたりで、「失敗したかな・・・・」と
感じてたでしょうか
どうでもいいですが、主演の佐藤健さん。
漫画原作の「るろうに剣心」は良かったですが、小説原作の
「リアル (完全なる首長竜の日)」と、今回の
「世界から猫が消えたなら」。
ともに、小説原作だとあまり良い映画作品に恵まれませんね。
良い役者さんなのに残念です。
宮崎あおいさんも、実力のある女優さんで大好きなのですが
「せか猫」では、只のめんど臭い意味不明なだけの
人になってましたね。ほんとにもったいない。
ツタヤ役の濱田岳さんだけは、何かすごく良かったです
彼が、親友の死期を聞かされ、涙を流すシーンは胸にしみました。
人生最後の映画作品を必死で探すシーンは素晴らしかった。
でも、まぁ猫ちゃんはかわいかったからいいかな。
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