「何かを得たら何かを失わなければならない。」世界から猫が消えたなら あやさんの映画レビュー(感想・評価)
何かを得たら何かを失わなければならない。
何かを得たら何かを失わなければならない。
一つの物が世の中からなくなるということは、それにまつわる思い出や関係性、自分自身の一部も消えてしまうということ。
以前読んだとある本で、よく知る誰かが亡くなったときになぜ人は悲しみを感じるのかというと、その人と対峙していたときの自分の分身を失ってしまうから悲しいのだ、と読んだことがあります。
よくあるフィクション映画ではなく、あくまでも現実の中にあるお話。
ハッピーエンドですべての人が報われるストーリー展開。心温まる優しいお話でした。
あと悪魔役の佐藤健の登場場面、あの憎い顔に痺れた!演技うますぎ!
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