「【国家権力の腐敗により、惹き起こされた事件を描いた韓国ノンストップアクションムービー】」ポイントブランク 標的にされた男 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【国家権力の腐敗により、惹き起こされた事件を描いた韓国ノンストップアクションムービー】
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■ある夜、殺人現場に居合わせた元傭兵のヨフン(リュ・スンリョン)は、何者かに銃撃され病院に運び込まれる。
一方、ヨフンを治療した医師・テジュン(イ・ジヌク)は、謎の男に妻を拉致されてしまう。
テジュンは妻を助けるため、謎の男の指示でヨフンを病院から連れ出そうとする。
◆感想<Caution!:内容に触れています。>
・「7番号の奇跡」で、観客を涙に誘ったリュ・スンリョンが、殺人現場に居合わせた殺人犯と疑われた元傭兵のヨフンを本格アクションで演じた作品である。
・国家権力である警察の金に眼がくらんだソン班長(ユ・ジュンサン)が、結局は腐敗した国家権力のトップにとっては、只の駒だったことが分かる検事による取り調べのシーンも、薄ら寒い。
・元傭兵のヨフンを助け、共に誘拐された身籠っていた妻ヒジュンを助けたイ・テジュン医師(イ・ジヌク)が、懲役を終えて出所してきた時に妻と、幼き娘と共に出迎えるシーンはグッとくる作品である。
<韓国映画は、国家体制に厳しい見方をする作品が多いが、このノンストップ・アクション映画もその範疇に入るのであろう。>
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