サンバのレビュー・感想・評価
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移民
最強のふたりはまだ観ていません
キャストそれぞれに魅力があると思います
確かに?な部分もあります
移民については今まで対岸の火事の様子見でしたが
最近の東京は外国人労働者だらけ
日本の労働力も人が足りず外国人に頼ることは
もういま現在の事でこれからは更に多くなるん
だろうなと感じています。
移民も日本は受け入れをしない事になってるが
国際社会とのバランスをみるとそうとばかりは
これから言えないのかもしれないしれない
移民先進国フランスの現状をやんわりと
知れました。
最強のふたりはたしかに良い作品。 しかしこの作品は、同じコンビでの...
最強のふたりはたしかに良い作品。
しかしこの作品は、同じコンビでの作品という、うたい文句ではありますが、内容としては引きつけられないストーリー。
現在問題となっているフランスの植民地や、かれらの移民や不法滞在の問題を理解する上では、学ぶ点はあった。あれじゃ、フランス行くの躊躇してしまう。
ルール違反を美化した映画で、共感できなかった。
ところどころ面白いけど
話が話だけにシリアスな展開になりつつあるところを所々ユーモアを織り交ぜていくのはいい。
ただ最後の方の流れが間延びしてしまってる感じがした。最強の2人の時もそうだった、あれはすごい面白かったからアリだけど、、、なんにせよユーモラスにするならもう少しやり方があったと思う。
主人公に共感できないような国民性が原因かもしれないけど。
アフリカ人の夫と複雑な気持ちで観ました
他の多くの方も言っている「最強の二人」を期待して観たら、ちょっと期待外れになるけど、この「サンバ」単体で観れば、とてもバランスのいい映画だと思います。
今ヨーロッパが抱える移民問題を、過大するわけでもなく、美化するわけでもなく。。。
ドキュメントではない、これは映画。
そのさじ加減がちょうどいいと思う。
ただ、私の夫(アフリカ人)は、実際に今現在フランスはじめヨーロッパにたくさんの移民として渡った友人がいるので、なんともシリアスな気持ちで観ていました。
あきらかに私とは違う観かたをしていたかも。
サンバが、イミグレーションで知り合った友だちの彼女と一夜限りの関係を持ってしまった時は「あちゃー、何ヤッテンダヨ!サンバ!」と思ったけど、まぁこれが現実かも。。。
笑顔が素敵って?
そんなに思いませんでした。
他の方も書かれていましたが、期待させられている内容と大きく違う気がします。
内容的には悪くないのですが・・・・
彼の魅力が全く分かりませんでした。
ウィルソンの方が魅力的と思ったのは私だけでしょうか。
それと、アリスがニンフォマニアックの主演だったとは・・・・
観てるときには気づきませんでした。不覚です。
期待は控えめに
前作の「最強のふたり」が秀逸なため、期待しすぎてしまいました。
ただ、ここに描かれている世界は、現実に近いのかもしれませんね。
観る際には、期待度を少し下げて観た方が良いかも。
1人で観るのにオススメな作品。
フランスの現状
最強の2人のチームの作品ということで期待が大きすぎたとは考えていますが少し退屈に感じてしまいました。
但しフランスの移民問題の現状という点に置いては如実に表していると思います。
フランスは観光客が最も多い国ですが実際は彼らの様な移民が多く在住し貧困層の人々が多いという社会問題について考えさせられました。
その中でもサンバやウィルソンといった登場人物は必死に働き恋をし笑いを忘れない精神を大切にし生きている。
前回は笑いがとまらないといった感じですが今回はクスリとくる形の笑いを届けてくれた作品です
移民問題への踏み込みが浅い
ストーリー
セネガルから不法移民としてパリに渡って来たサンバは、シェフを目指してレストランで10年もの間皿洗いをしてきた。パリで叔父と暮らしている。しかし、ある日不法移民狩りにあって出入国管理局に拘束され移民審査所に送られる。そこで移民審査を待つ間、弁護士のアリスに出会う。アリスは大きなファームで責任の重い仕事を請け負い、一日12時間も仕事を任されて完全に燃え尽き症候群状態となって、休職中だった。ボランテイアで移民審査事務所の仕事を手伝っていたのは、友達がやっているから、という単純な理由だった。しかしアリスはサンバの率直な姿に惹かれて、サンバの弁護について、難民として合法的にフランスに滞在できるよう手を尽くす。しかし審査はうまくいかない。結果は滞在許可が下りず、彼はセネガルに即刻帰国しなければならないと命令される。
サンバは再び警察や入管の目を盗んで、見つからないように隠れて仕事を続けるしか生きる道はない。一方、アリスはサンバを助けることが、仕事への自信を失い生きる希望をなくしていた自分自身の再生につながっていることに気がつく。やがて、アリスはサンバへの恋心をバネにして、職場復帰する決意をする。というお話。
もう若くない女性弁護士が、生きる力に満ちた若い不法移民の青年の心惹かれ、閉ざしていた心を徐々に開き、人間らしさを取り戻していくプロセスを描いた映画だ。オマール シーの躍動感いっぱいの若々しく美しい肢体、包容力に満ち溢れた物腰、目の前に座られたら今まで自分が犯してきた罪を何もかもスラスラを話してしまいたくなるような深い瞳、、、この人は、いまフランスで一番輝いている役者ではないだろうか。
一方、終始やぼったい男物の古着みたいな服ばかり身に着けて、知的だが全然冴えない女性弁護士を、シャルロット ゲインズブールが好演している。この人、父親(セルジュ ゲインズブール)にも、母親(ジェーン パーキン)にも似ていなくて、とても地味な人だ。繊細で知性的だが、明るくない。彼女が、お陽様の様に明るいオマール シーに出合い、彼の裸を偶然目にして、思わずごくりと唾を飲み込むシーンは笑えるけど、とてもよくわかる。
シャルロット ゲインズブールは、60年70年代のフランスポップミュージックを代表する歌手セルジュ ゲインズブールと、イギリス人女優ジェーン パーキンとの間に生まれた娘だ。セルジュは女殺し、当時のセックスシンボルで、ジュリエット グレコ、フランスギャル、ブリジット バルドーなど美女を軒並み愛人にして、この世を駆け抜けて去って行った。このプレイボーイの短い生涯で、唯一妻の座についたジェーン パーキンは、ストレートの長髪に、でかいバッグを持って、ショッキングなショートショートスカートで走り回る元気な姿が当時のファッションの先端を走っていた。カルチェ ラタン、パリの道路封鎖、ベトナム反戦といった当時の気風と、若者の反骨姿勢を彼女ほど、ストレートに行動やファッションで見せてくれた女優は他にいない。娘のシャルロット ゲインズブールはその両親のどちらにも似ていないが、独特の存在感のある女優だ。
監督の二人は、彼らの初めての作品「最強のふたり」で、デビューした。このとき主役に抜擢したオマール シーを余程気に入ったらしく、今回の映画は彼のために作られた映画のように思える。「最強のふたり」で彼は、半身麻痺の車椅子の人をケアする青年役を演じた。素晴らしいヒューマンストーリーで、実話なので、原作も脚本もしっかりしていて、完成度の高い映画だった。この映画の中で、車いすの男を浜辺にある美しいレストランに連れていき、会いたいが会う勇気がなかった女性を呼び寄せて、自分はアバヨと姿を消す気の利いた青年は、今回の映画では疲れた女性弁護士の肩を揉む。実に自然体で役を演じている。気の利いたフランス映画の小作品。
それにしても、アフリカからの移民で対策に汲々としているフランスの現状をよく映し出している。毎日100人単位で戦火を逃れてイタリアに流れ着く人々、命の危険を重々承知の上ボートで漂流する人々、別天地を求めてメキシコ国境を渡ってアメリカまで走破する人々、インドネシアからオーストラリアに向かって意図的に転覆寸前のボートで渡ってくる中東からの移民、、、世界中が移民で溢れかえっている。100人移民がいれば、100とうりの悲しい残酷な話を聞くことができる。
オーストラリアは、ベトナム戦争によって戦火から逃れて来たベトナム人ボートピープルを救助するまで白豪主義により、アジアからの移民を拒否して成り立ってきた。シドニーから車で3時間、ヤングの町は、いまはブドウやサクランボなどの耕作地で豊かな自然に恵まれた地域だが、1860年代には金が採掘された。14600キロの金が取れたという。にわかにゴールドラッシュがおきて、各地から金の採掘夫が集まって来た。時に中国からも数千人の採掘夫が流れ込み、彼らは安い賃金で働き、地元の採掘夫の仕事を奪ってしまった。そこで1861年から数か月にわたって武装した3000人の鉱夫が中国人を金を掘るナタやシャベルで殺しまくった歴史がある。クリスチャンで殺戮に反対していた夫婦が1276人の中国人を数か月間かくまって命を守ったという記録があるから、実際殺された中国人の被害者数は、大変な数だろう。
世界史は移民の歴史でもある。すべての国で移民が認められれば、国境は意味を持たなくなる。
国というものは難民、移民を持たないことを、前提に作られている。人は国境という囲いの中で、生きて税金を納め、税金は国民の経済活動を支え、教育、福祉、外交、医療などを保障する。越境は違法行為だ。しかし、それでも人々は国境を超える。国にとっての移民をどう捉えるか、という極めて政治的で今日的な課題を、この映画は扱っているが踏み込みが浅い。違法移民を認めるのか、認めないのか。国境を越えて生きるのか、移民を認めず排除して国境は守るものとして考えるのか。本当は二つの一つだ。中間はない。移民を受け入れるからには、自分の持っているものを分け与えなければならない。仕事を失うかもしれないし、税金の負担が大きくなるかもしれない。それでも移民という手段を取らなければならなかった人々、、、戦火を逃れ、暴力から逃げ、貧しさから救いを求めてやってきた人々を受けいるかどうかは、その人それぞれのヒューマニテイーに関わってくる。
この映画では移民の取り扱い方に、確固たる思想がないので、単なる年増女の小さな恋を描いた小さな作品になってしまっている。残念だ。
ポスター詐欺
ポスターや予告編の明るく陽気な映画では一切ないです。暗めで、ザ・フランス映画って感じ。その違いが私には逆にハマりすごく面白かったです!
シャルロットゲンズブール相変わらずお綺麗で。。。♡結構ラブストーリー色が強かった気がします。感情的なシーンもかなり多い。
ラストのブラックさが良いです、これが現実なんですね。でも私はハッピーエンドと捉えています。
にしても映画本編と広告のイメージがここまで違っていいんですかね??笑
悩ましい
この世の中の悩ましい部分を、辛くても明るく前向きに考える映画なのかも。
ハッピーエンドとも言いにくい、複雑な気分になった映画。フランス映画らしいと言えばいいのかなぁ?
オマール・シーはやっぱり良いなぁ〜!
辛くても明るい彼の笑顔はいい!
下から目線
フランス移民の生活が下から目線で描かれています。
最下層の仕事である窓拭き、ゴミの分別、建築現場は彼らに支えられているのですね。
「嫌な奴は誰もこない」「下をみるな」そうやって、毎日の労働を乗り切っています。
内容は特に目新しくもないので、印象には残りませんでした。
展開に無理がある
予告を観て、不遇な二人が心通わせていくハッピーエンドなハートフルなお話かと思いきや…
サンバの行動にもやもや、コンゴ出身の友達(名前忘れた)にもやもや、
サンバに死亡フラグ立った時には思わず「は!?」って喉まで出ました。
映画館なので危なかった。
サンバは最初結婚すればいい的な感じでアリスに近づいたのかと思ったけど、コンゴの友達の婚約者?とヤっちゃったり、それをアリスに懺悔したり、意味わからん。
真面目で実直なサンバが救われない話、の割りにはサンバもかなりわがまま。
前半は良かったけれど、後半のちぐはぐ感で、なんか観て損した気分になりました。
移民の言い分が間違ってるよなぁ…
「口に合わない」、正にその言葉がしっくりくる一本。
「最強のふたり」は置いておくとして。
作劇も役者も中々に良い、ちょっとシモなエスプリも効いていて笑える。
オマール・シーは相変わらず人懐こい魅力だし、今作では脱がなかった(笑)ゲンズブールも、「ニンフォマニアック」を思わせるネタで笑わせてくれて良かった。
なのに乗り切れないのはネタが「移民」で…
さらにその描き方がとにかく自分勝手だからか。
勤勉とは程遠く、口先ばかりの「自分は悪くない!」な主人公。
いや、出てくる人間全てが「自分本位」ってなぁ…
死に損な彼の財布の扱いとかさ…原始人国家か?ココは!?
フランスそのものが嫌いになりそうな作品。
この感じ、なんて言うんでしょうかね?
これの映画をみたほとんどのひとと同じで、お、最強の2人の!楽しみだなぁ!という気持ちで見ました。
移民問題など社会性に飛んだ内容とアクション、ドラマなど見る人が飽きないような展開を意識して作られています。、
面白い、安定してるんだけど、こなれてて退屈。すごく上手にいろんな要素を絡めてきているんだけど、だから何?という印象でありました。
見て絶対に損はしない、けど徳もしない。
そういう類の諺をたくさん知っている友人と観に行くと帰りのお喋りが楽しくなるでしょう。
今の生活できてることに感謝!
「最強のふたり」の監督作品ということで映画館で観てきました。
サンバのように移民としてフランスに来た人達の待遇を見て、今自分が普通に仕事できていることが当たり前の事ではないと改めて思わせてくれた映画でした。
音楽も個人的には好みで、よかったです。
明日から日常に感謝しながら仕事頑張ります!
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