「不器用。」サンバ Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
不器用。
2014年ラスト、大晦日に鑑賞。
めちゃめちゃ良かった。
セネガルから来仏し、生活するサンバ。その置かれている立場を、職場を通り抜けていくカメラで観客に感じさせる。そこだけで、この映画当たり!と確信。
その後、捕まって収容されて、手助けしてくれる訳ありの女性・アリスと出会って。
不器用過ぎる二人、なんでそうなんだよ!というもどかしさに笑ってしまう。
サンバの置かれている状況、決して愉快なはずはないのだけれど、クスッとさせるスパイスの利かせ方は見事だ。
ラストも、私には想定外だった。こんな話の転じ方もあるのかぁ、と私には驚きでした。
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