「立ち向かう勇気。謎が謎を呼ぶ迷路ミステリー。」メイズ・ランナー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
立ち向かう勇気。謎が謎を呼ぶ迷路ミステリー。
【賛否両論チェック】
賛:迷路の謎が徐々に明らかになっていく緊迫感が見事。「行動する勇気」を教えてくれる。
否:急に驚かせるシーンが多いので、ホラー等が苦手な人には不向き。
冒頭から、観客も訳が分からないまま迷路の謎に引き込まれていく様が秀逸です。迷路に向かわず、偽りの安住の地で暮らすという選択肢もある中で、敢えて危険に身を投じることで、自らの手で自由を取り戻そうとする主人公の姿にも、心打たれるものがあります。
展開は結構ご都合主義で、主人公がギリギリのところで上手いこと生き残っていくのは、勿論ご愛嬌(笑)。急に驚かせるシーンもかなり多いので、ホラーが苦手な人なんかには不向きかと思います。
3部作ですので、思わず続きが観たくなる、そんなサバイバル・ミステリーです。
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