ストックホルムでワルツをのレビュー・感想・評価
全24件中、21~24件目を表示
なぜ「ストックホルムでワルツを」?
なぜこの邦題?
ジャズの映画なのに?
ただそんな歌があったから?
寒い国の感じの描写は無かったのですが、風景や町の家々が美しい。
やっぱり、この女優さんの美しさと歌ですね。
子役がかわいかったのですが、あまり成長していく感じが描かれていなかったので、時の流れが・・・・
が、予想以上の作品でした。
上映館が少なく、真夜中のレイトショーで観ました
昔、モニカ・ゼットルンドのCDを集めていて、ビル・エヴァンスと共演しているCD見つけたときは、違うビル・エヴァンスじゃないかと思った(笑)
ゼットルンド好きな人には、全編でゼットルンドが唄っているからたまらない。
父親もミュージシャンで、音楽で食べていく大変さをよく知っていて、ゼットルンドの娘のためを思ってうるさく云う。
ゼットルンドはあまりにも奔放で我が儘で、酒とたばこに溺れる。
映画を観るまでは、こんな女性とは知らなかった。
映画監督と生活をはじめて、あの神様のようなベルイマンがちょっと出てきている(本人じゃないけど)
ゼットルンドの娘が、凄く可愛くて、最後は結婚式で終わるけど、晩年、脊柱彎曲症で車椅子生活になって、タバコの火が原因で家が全焼して亡くなった悲しい最後は伏せられていた。
でも、ジャズボーカルが好きな人にはたまらない。
同じジャズを題材にした名作にラウンドミッドナイトやクリントン・イーストウッド監督のバードがある
邦題もったいない
古風な北欧ジャズがいい感じです。
北欧といったら最近の新しい感じのしか知らなかったけど…スウェーデン語で歌われる、情緒あるジャズ素敵です。
ただ邦題とこのイメージじゃそれ伝わらないからもったいないような…。
母と娘、娘と父親、そして母親。親子間のドラマも良く描かれております。
恋に奔放なのは、60年代芸能人の典型なのかな?
母国スウェーデンでは知らぬ人はいないと言われる歌姫、モニカ・ゼタールンドの半生を描いた作品。
文字通り半生で、ビル・エヴァンスと組んで作品を作る辺りで映画は終っている。その意味では、彼女の活躍の初期だけ描いていると言って良いと思います。もっとも、母国スウェーデンでは、誰もが知っている人物なので、有名になるまでを描けば、その後は「みなさん知っていますよね?」と言う事なのか?大変不勉強ながら、極東の島国の国民としては、その後の活躍も知りたかったです。
不勉強ながら、モニカ・ゼタールンドと言う人物のことは知りませんでした。日本で言うと、国民の誰でもが知っていると言う観点で、淡谷のり子とか、美空ひばりとかに位置する人なのでしょうか?
モニカは1960年台から活躍をし始め1999年に引退したそうなのですが、その時代の芸能人の例に漏れず、中々の荒れた生活を送っていたようです。あの荒れっぷりは、あっぱれと言うか、何と言うか。娘が居たようなのですが、あの荒れようを見せられて成長したとなると・・・。大丈夫か?
劇中、トランペットケースと一緒にしまわれていた若い男性が写っている古い写真が出てくるシーンが有ります。「え?誰?スウェーデンでは有名な人?」と思ったんですが、違いましたね。その写真をハッキリと示して説明があったわけではありませんが、あれは、若かりし頃のモニカのお父さんですね。映画公式HPに依ると、そもそもモニカはお父さんのバンドで歌っていたらしいですし、作品中でもお父さんが楽器を演奏していたことを示唆する台詞がありました。また、その事(お父さんも楽器演奏をしていたこと)を理解すると、お父さんの言動もより深く理解出来ました。
1960年代を描いた作品ですが、当時の世相、ファッション、車、雑貨などが再現されています。特に私の目についたのは、車。スウェーデンと言う事で、車はやっぱりSAABなのですが、エンジン音が2サイクルみたいなんですけど?って言うか、排気ガスに煙(エンジンオイルの燃えた煙?)が見えたし、エンジン音も軽いので、やっぱり、2サイクルなんでしょうね。と言うことは、日本で言うと、軽自動車相当の車の様に思えました。
Wikipediaに本人の写真が掲載されていましたが、この作品でモニカを演じたエッダに似ています。って言うか、似ているからキャスティングされたんでしょうかね?その辺りはよく判りません。
スウェーデン語の映画は始めて。所々に英語のセリフも交じるので、英語部分は何とかかんとか分かるんですが、スウェーデン語の部分はさっぱり。ドイツ語とか、フランス語だと、所々に分かる単語が出てくるんですが、流石にスウェーデン語の場合はさっぱりでした。
中々、面白かったです。
全24件中、21~24件目を表示