獣人(1938)のレビュー・感想・評価
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蒸気機関車の映像が凄い!
戦前の映画なのに特撮(?)技術が優れていた。ちょっと何キロで走ってんのよ!と思うくらいにスピード出している。そんな中、機関室では石炭まみれ、油まみれになって働く、ジャック・ランチェたち機関士。 そんなジャックはある病気の遺伝子を受け継いでいる。なんと女性を殺したくなる衝動に駆られる発作なのだという。最初は養母の娘であるフローレンスに手をかけようとするが、寸前で思いとどまる。とにかく、好きになった女性を絞め殺す病気らしい・・・おいおい。 昔の俳優は顔がデカいほど目立ったんだろうな~と思えるシモーヌ・シモンとのツーショット。女優の小顔もあるだろうけど、やっぱりデカいほど色男!って感じ。ジャン・ギャバンも例外ではない。キスシーンもとろけるような雰囲気でぼかしが入ってるようだけど、これがまた殺意に変わるのです。甘さと憎々しさを兼ね備えた男優なんてなかなかいませんよね。 ストーリーはともかく、寝取られ男がなぜかパッとしない。病気の男の哀愁がメインだったのかもしれないけど・・・ほんとに病気?
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