「右京の館。」王妃の館 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
右京の館。
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原作は読んだことがないのだが、どうやらコメディ?らしい。
う~ん、相棒と同じ右京という名前で前宣は盛り上がっていたが、
私的に絶対あっちの右京の方が面白いと思うし好きだ。悪いが^^;
格好風貌は水谷の独創性が活きて面白いけど、物語は不可思議が
蔓延して特に後半はミュージカル体制がエラく長い。これがまた
本家フランス人が演じているのならともかく、日本人が鬘被って
延々とやってくれる。某シネコンで今作がマナームービーとなって
かかっていたのだが、そこでの嫌な予感はすでに当たっていた。
本筋であるドラマ(ダブルブッキングツアー)のドタバタ劇と、作中
で右京が執筆している小説が入れ替わり立ち替わり入ってくるが、
(しかもほぼ日本人キャスト)突然ルイ14世と云われたってさぁー。
石丸幹二は似合っていたが^^;本筋のダルいドラマと極端な寸劇の
パートが「物凄く豪華なロケ地」の撮影にそもそも貢献していない。
だいたい潰れそうな旅行会社に200万払って豪華ツアーに申し込む
客なんてそうそういるもんだろうか?同室を利用しつつ時間差で
客を入れ替えるだなんて、じゃあ夜中はどこにいるのよ?片方は。
とそっちが気になって仕方ない。あり得ないことをやっているから
いつかはバレるのが承知とはいえ、そこに繋がるドラマも極浅い。
ベタに楽しめればいいのだろうが、相棒の右京さんが記憶に甦り、
ちょっと、よろしいですか?と余計な方面まで考えちゃう始末。
というわけで、ロケ地風景配色衣装料理について評価したい作品。
(浅田さんこれ観て面白いと思ったかな?右京の扮装は誉めてたけど)
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