「元気をもらえる」ANNIE アニー スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
元気をもらえる
「トゥモロー」は何度も耳にしていたものの、作品としての「アニー」は今まで見たことがなかったので、これが舞台版等と比べてどうなのかは分かりませんが、思いのほか感動しちゃいました!
酷評が多かった印象だったので、期待値が低かったのが良かったのかな、それとも普段あまりミュージカルを見ないからこれでも感動できたのかな。
まあただ、ミュージカル物特有の高揚感みたいなものはもう一歩だったかも。
思わず踊りたくなるような気持ちにまではならなかったですし、歌は上手いと感じたけど、心掴まされるところまではいかなかったので、酷評が多かったのもある程度は納得ですね。
しかし、本当にベタなんだけど、アニーの前向きさと擬似親子物語には、分かっていても感動でしたし、泣けました。
アニーには、どんな困難なことがあっても、希望を持って明るく生きようと思わされちゃう圧倒的なパワーがありましたね。
紆余曲折ありながら、アニーとスタックスが少しづつ距離を縮めていく様子も、いい感じに邪魔が入りつつ、何だかんだで最後は感動させられちゃいました。
グレースも含めた三人の関係が、とても良かったですね、ユーモアの入れ具合も絶妙でした。
それから驚きはキャメロン・ディアス、いじわるな里親っぷりが物凄く嵌ってましたし、細かい部分の演技も本当に素晴らしかったです。
まあ昔から愛されている作品らしくベタ中のベタな感動ではありましたが、私は結構楽しめました。
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