「暗い魔法学校」クラバート 闇の魔法学校 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
暗い魔法学校
親方と12人の職人たち(すべて男)。復活祭の前夜は人が死んだところで過ごし、明け方には戻ってくること・・・なんのためなのかさっぱりわからないが、学校なんだから魔力を高める授業の一環だったのかもしれない。とにかく復活祭の後には誰かが死んで職人=弟子を補充しなければならないのだ。恋人を作ってはいけないというのも掟の一つ。親方に恋人の名前が知れたら二人とも殺されてしまうのだ。
トンダ(ブリュール)は最初からクラバートに優しく優等生だったが、彼も恋する男。やがて恋人とともに殺される。クラバートにも好きな女ができたのだが、同じ運命を避けるため名前を聞かなかった。徐々に仲間たちは親方を憎むようになったが団結力が足りない。精神面でまだまだひ弱だったのだ。
中世の雰囲気たっぷりで、強盗団もやっつけちゃう職人たち。世のため人のための黒魔術なら目的意識もあるからいいんじゃない?とも一瞬思ったが、親方の目的って何だったんだろう?このためストーリーがとても弱い。まぁ、雰囲気を楽しむ映画なのかもしれない・・・
コメントする