天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬のレビュー・感想・評価
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よしとしましょう。
一応初めは悩んだりもしたんだけど(観るかどうかで)
やはり世代だからなー。観とかないわけにもいかないな、
なんて本当は観たかったくせに~の回りくどさを込め、
誠心誠意で観に行ってきた。あはは、普通だな、これ。
「秘密結社鷹の爪」ご愛好者の大方の予想は、やや違う形
で裏切られたんじゃないかと(違うか^^;)思ったほど。
だって、ホントにフツーなんだもん。ナンセンスギャグは
バカボンのパパの専売特許でしょ、それをとことん忠実に
再現している。非常に観易いというか単純構成で、鷹の爪
よりクセがない。そこが面白いかつまらないかの分かれ目。
まぁバカボン一家とパパはそのまんまいい感じなんだけど、
も一つオマケの世界名作劇場、あのネロとパトラッシュだ。
いや~これは泣きじゃくった話なので、何で最後でネロと
パトラッシュが死ななきゃいけないんだよう、バカヤロウ!
と子供心に激怒した覚えがあるほど。当のネロ君はそりゃー
世間を恨んでも仕方がないでしょ(オイオイ)。地獄から甦り、
いざ、バカボンの小学校へ転入だ!ここでのネロ(滝本)には
全く違和感がなく素晴らしい。こんな下らない設定の映画に
ご本家が快く承諾をされたとあってはあんまり弄れない?と
踏んだかは知らないが、ネロたちはそこまで悪党化しない。
やはりとにもかくにもパパなのだ。私にはどう聞いてもこの
FROGMANの声は総統にしか聞こえなかったんだけど^^;
パパらしくキメる。エンド曲も最高。うん、これでいいのだ。
(インテリペリのダンテ・村井國夫がやたら気合入ってて笑える)
いつもながらのFROGMAN
鷹の爪や『ガラスの仮面ですが』など、いつものFROGMAN作品といった印象。予想よりバカボンが活躍していたのが意外で、場内で一番受けていたギャグもバカボンの某CMネタだった。落ちが強引なのとITネタにギャグが偏っていたのは減点要素。
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