くるみ割り人形のレビュー・感想・評価
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残念ながら、全く評価できない。
自己犠牲と侵略戦争。グロくて、
アナクロ過ぎる。
いたいけな少女を騙すな!
腹が立つ。
この作品としては全く評価できない。
チャイコフスキーのくるみ割り人形のオリジナル性までもが消え去った。
これなら、商業主義に特化した旧作の方がましだ。
加えたCGも効果が現れていない。標準的な配色センス。
35年ぶり
この映画をやってるなんて全然知りませんで。
たまたまネットやってて見つけたんです。
いや、見つけられて良かったです。。。とも何とも言えないですがw
実はこの映画。
35年前に公開された映画の「作り直し」?って言うんですかね?
当時の映像に新しい映像を追加したり、音楽や声優さんを替えたりして蘇らせたというような。
で、その35年前の「くるみ割り人形」を、私は当時、ロードショーで映画館へ観に行ってるんですよ。
つまり、35年ぶりに映画館で観たというワケです。
なんか、すごいでしょ?
それで、私としては、この映画は当時結構好きで、サントラ盤のLPレコードや映画のビデオやフォトブック的なヤツも買ってたくらいでして。
なので、そこそこに「思い入れ」もありますから、今回の「新版」も観ておきたかったと、そうゆうワケです。
では感想です。
。。。。。。。と。
正直、「要らんコトしやがって」な気分でございます。。。
まあ、思い入れがある映画だから、それ以上を求めるのは無理なのと、35年前に観た当時の「思い」も相当に美化されて記憶されちゃってますから、仕方ないんですけどね。
まず、旧作で一番印象的だった、各国大使?の踊りシーン。
これが全面カット。。。
ただ、当時のが良かったから、今回、あれ以上のモノはまず無理なので下手に作るよりカットされた方が良かったかも。
それと、そのシーンも含めて、原曲のチャイコフスキーのメロディーがほとんど出て来ません。
もちろん、モチーフ的に多少は出て来ますが、物足りない。。。
チャイコフスキーの曲はとても好きなので、もっと聴きたかったですねぇ。
主題歌ももちろん差し替えられてるんですが、悪くはないです。
まあ、旧作の主題歌とは全然違うので比べようもないという事もありますけどね。
ちなみに旧作の主題歌は素晴らしいです。
あとは声優さん。
こちらは良かったです。もちろん旧作も好きですけど、この新版の声優さんたちもいい感じでした。
2D版で観たんですけど、多分、ちょっと無理矢理3Dにしてる感じがあって、2Dで充分だと思います。まあ、これはほとんどの3D映画がそんな感じしますけど。
そんなワケで。
とても懐かしい反面、ちょっとガッカリもあり。
でも、35年ぶりにこんな映画をスクリーンで観られたのは嬉しいことです。
チラシのシーンが見たかった。
チラシのあの3次元を逃げるシーンが見たかったのに、
その様なシーンがない。
クライマックスがださい蝶のイラストで目が点になった。
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