「笑いとグロがてんこ盛り。異色のゾンビ時代劇!!」新選組オブ・ザ・デッド 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
笑いとグロがてんこ盛り。異色のゾンビ時代劇!!
【賛否両論チェック】
賛:主人公のキャラクターが痛快で、不謹慎ながらも思わず笑ってしまうシーンが満載。ゾンビとの鬼気迫る戦いも痛快。
否:話そのものは荒唐無稽かつ結構チープで、現実派や本格派には向かない。R-15なので、グロシーンも多数あり。
この作品の1番の見どころは、何といっても日村さんのキャラクター。シュールなツッコミのセリフが満載で、思わず笑ってしまいます。本来はゾンビが迫りくる怖いパニック映画のはずなのに、何となくコメディタッチで観られるのは、日村さんのお陰ですね(笑)。ですのでグロシーンが大丈夫な方は、ホラーが苦手でも充分に楽しめると思います。
加えて、武術太極拳の優勝者でもある山本千尋さんの迫力ある殺陣や、飄々としているのに器の広さを垣間見せる坂本龍馬、そしてゾンビと人間との間で育まれる友情など、様々な人間模様も観ることの出来る作品に仕上がっています。
B級感はありますが、一風変わった映画を観たい時にオススメの、痛快ゾンビ時代劇です。
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