「戦争は人を獣にさせる」野火 極東新天地さんの映画レビュー(感想・評価)
戦争は人を獣にさせる
『アメリカン・スナイパー』で思い知らされた、「戦争は人の心を蝕む」。
ならこの『野火』は、もっと酷い「戦争は人を獣にさせる」という事か。
兎にも角にも、全編通して、恐ろしすぎて怖すぎる。こんなの、どんなに怖いホラー映画より恐ろしいと思う。
人が人を食う、という事実。しかも敵じゃなく味方を。考えただけでゾッとする。
戦争は、人を凶器に変える。安保法案賛成で保守派の私でも、観た後に色々考えさせられる一本だ。
それにしても塚本カントクが1人6役ってすげーわ。
あと、元BJCの中村達也がいつの間にか俳優やってるっつーのも驚きじゃわ。
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