「前作と同じく微妙な作品? でもファンなら必見」ドラゴンボールZ 復活の「F」 山下さんの映画レビュー(感想・評価)
前作と同じく微妙な作品? でもファンなら必見
前作 神と神 は戦闘シーンが大変かっこよく、ギャグシーンも多く原作のドラゴンボールらしさがありましたが、悟飯がキャラ崩壊している等々のおかしな点もいくつかありました。
今回の映画はその続編です。今回登場するキャラは
悟空、ベジータ、ピッコロ、悟飯、ビーデル、パン(赤ちゃん)、フリーザ、天津飯、クリリン、亀仙人、18号、マーロン、ブルマ、ブリーフ、トランクス青年(回想シーン)、ビルス、ウイス、ブリーフ博士、ジャコ、神龍、ピラフ大王一味、その他フリーザ軍
以上で全部だったはずです。
残念ながら悟天とトランクスはでないです。
今作もギャグシーンはそこそこ面白かったです。ただ、なんの脈絡もなく平然とジャコが登場します。ブルマと親しくしていますがジャコってブルマとそこまで親しい仲ではなかった気がします。当時ブルマ5歳でしたし。
さて、前半は悟飯、ピッコロ、天さん、亀仙人、クリリン、そしてジャコの6人でフリーザ軍兵と戦うのですが、天さん曰く「餃子とヤムチャは置いてきた」らしいです。
しかし連れてきた方が良かったです。なぜならフリーザ兵、大変弱いんです。それと天さんとヤムチャが連絡する手段を持っていた方がビックリです。
亀仙人、ジャコが戦えるレベルの敵です(最もジャコは、戦うと言うより逃げて地形を利用しフリーザ軍を翻弄していた感じですが)そのくせしてみんな、なぜかフリーザ軍兵に劣勢になります。兵士が多いせいだと思いますが、劇中でザーボンドドリアレベルと紹介された兵士と互角の戦いをするピッコロさん。あなたそんなに弱くないでしょ!!
その後フリーザと悟空は戦うことになりますが、悟空は超サイヤ人ゴッド超サイヤ人という青髪の超サイヤ人になります。
あまり強そうではないですが、おそらくフリーザがゴールデン(黄)なら反対の色の青ってことなんですかね。しかし強そうでないうえにかっこよくもないし、あまり登場させる意味がない気がしました。ベジータもこの形態になりますが、そもそもベジータの出番すら少ないです。
戦闘シーンは迫力ありますが時折、3DCGになるんですよ、これが微妙でしたね…。
途中ウイスがさらりと問題発言をします。「惑星ベジータの破壊はビルス様も賛成していた」大問題ですよこれ(笑)
ラストもなんだか拍子抜けしたものでした。
今回の敵は悟空とベジータが協力すれば勝てるらしいです。そう明言されてしまっている時点でいまいち緊迫感のない作品だった気がします。